この記事はこんな方にオススメ
- 朝に憂鬱だな~と感じることが多い
- 「今日も面倒だなぁ」が口癖になっている
今回は、朝にネガティブになってしまうと1日中脳のパフォーマンスが下がるぜ~というお話です。
「今日は憂鬱だな~」と思っただけでワーキングメモリは低下する
朝にネガティブなことを考えると いきなり能力がガクッと落ちてしまいます。
実際、ペンシルバニア大学の研究によると、「今日1日でどんな日になりそうか?」という質問に対し、ネガティブな予測をするだけでもワーキングメモリ(※)が低下してしまうという結果が出ています。
※「ワーキングメモリ」というのは頭の中にあるメモ帳のようなもの。インプットした情報を一時的に頭の中に置いておき、その情報を活用するために欠かせない能力です。
ワーキングメモリが低下すると、
- テキストを読んでも単語が頭から抜けてしまい、何度も同じ行を読んでしまう
- 上司の話を聞いても情報が抜けてしまい、仕事で失敗をする
…といったことが起きます。言わばワーキングメモリーは知的生産のための基礎体力と言えるでしょう。
そんなワーキングメモリですが、ネガティブな予測をするだけでも低下してしまう理由は、不安を感じている時には頭が回らなくなるからだと考えられます。ワーキングメモリーは前頭前野という部分の機能ですが、不安や恐怖を感じている時には前頭前野の活性化は低下し、扁桃体などのより原始的な脳の部位が活性化します。 ちなみに、近頃では職場でも「心理的安全性が大事だよー」みたいなことが言われますが、これは頭をきちんと働かせるためでもあります。考えるだけでも憂鬱になる職場やピリピリした雰囲気の職場では思考力がきちんと働かないのです。
それと同じで、「今日は朝からだるいなー」と自らネガティブな気持ちになってしまうのは、自分の能力を低下させるもったいない習慣だと言えます。
【今日のクエスト】朝起きた後にポジティブになれる習慣を実践しよう
ステップ1:朝に楽しい気分になれるプランを考えよう
例:
- 朝起きたら親子丼を食べる(親子丼じゃなくても好きな食べ物なら何でも)
- 朝起きたら簡単な習慣を一つ達成する。睡眠日誌を記録するなど。習慣を達成したらガッツポーズをする
- カーテンを開けて「いい天気だなあ」と呟く。天気が荒れている場合は「雨が降るのもいとをかし」と呟く
ステップ2:行動のレシピを作って習慣化する
朝起きてベッドに足をつけたら→「今日も調子がいいな!」とつぶやく
クエスト2:前日の夜に お楽しみプランを書いておく
夜のルーティンとして 翌日にやることをまとめたリストを作るとともに、お楽しみプランを設定しておくのがいいでしょう。
ステップ1 お気に入りのノートを用意する
予定リストとして使うノートを用意します。使うノートもお気に入りのものを使ってテンションが上がるようにしておくとよりいいでしょう。
ステップ2:予定を書き出しておく
オススメの予定の組み方は、
- 簡単なこと
- 難しくて重要なタスク
- 自分が好きな タスク
…という3つのタスクを設定しておくといいです。例えばこんな感じ↓
重要なのは自分の好きなタスクのところです。 翌日にプランを見直した時 テンションを上げる必要があるので、自分がワクワクする 好きなタスクを設定しておきましょう。もちろん 仕事関連のタスクでなくても、娯楽として何か楽しいものを設定してみるのもいいでしょう。
【獲得経験値】
☑️朝に行うルーティンを1つ決めた
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