- 戦略的にノートをとっていきたいけど、具体的にどんな方法をとればいいの?
- 自分のノート術を確立しつつあるけど、分野によっては使いにくいことがある
- 数学ではどんなノート術が効果的だろうか?
実験部では、「いろいろな分野を勉強してノートを取っていくなかで、このノートの取り方はうまくいったぜ~」というノート術を紹介する「戦略的ノート図鑑」をまとめていきたいと思います。今回は数学編です。
予備知識
↑こちらの記事で紹介したプロバンス大学式の戦略的ノート術について知っていると理解がスムーズです。
ノート術やツールは勉強分野ごとに変えてもいい!
1つのノート術にこだわるのではなく、学習する分野によってはノートの取り方や使うツールを柔軟に変えていきましょう。
プロバンス大学式の戦略的ノート術では、ノートをとる前後に以下のような質問を投げかけることで、ノートの取り方を最適化していこうぜ~というものでした。
- ノートをとる目的は?
- 試験などでどのように活用する?
- いつも同じようにノートをとっている?
- 他の人はどのようにノートを取っている?
- 今のノートのとり方に満足している?
- ノートの取り方を変えるとしたら?
これらの自問ポイントを見ても分かるように、ノートの取り方は反省を活かして変化を加えていき、最適化していくのがいいでしょう。例えば、分かりやすい例として、僕は普段の読書ノートは音声入力でMindlyというアプリに取っていますが、数学の勉強では音声で入力するには限界があります。なので、そのときには紙のノートをうまいこと使っています。
紙を使うかデジタルを使うか、まとめ方はどうするか…などノートの取り方にバリエーションを持っておくといいでしょう。特に未知の分野ではどのように学習を進めていいかはトライ&エラーでしょう。そこで僕が勉強してきた感じ、このやり方は上手くいったというものを紹介していきます。
数学はAnkiDroid+紙のノート
数学を勉強するときには、ザックリ分けると以下の3点がポイントです。
- 用語や公式の理解(例:分配法則とは何か?分配法則の公式は何か?)
- 公式の証明(例:分配法則の公式の証明)
- 実践問題(例:教科書の例題や、巻末の実践問題、問題集)
なかでもやはり重要となるのは、実践問題でしょう。教科書や問題集の問題を繰り返し復習するための手軽なノート術をご紹介します。
数学は文字や数字を書かないといけないので、デジタルで管理するより手書きのノートの方が早いです。例えば、「σ(シグマ)」とか毎回デジタルで入力するの面倒ですよね。
加えて、復習をやりやすくするために紙のノートを写真に撮ってAnkiDroidに入れる方法をとります。つまり、紙とデジタルの二刀流です。
数学でもっとも重要なのは演習を繰り返すことです。演習を取り組む上でのノートの取り方は以下の通りです。
コメント