- 授業中にパソコンでノートをとることが多い
- イマイチ講義に集中することができない
今回は、授業でデジタルデバイスを使うと理解力は下がってしまうぜ~というお話です。
パソコンの使用は学習の邪魔になる
講義の際にはパソコンではなく、手書きのノートの方がやはり集中できるみたいです。
カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学特別教授 パトリシア・マークス・グリーンフィールドたちによる研究では、大学生が授業中にノートパソコンで インターネットを使えるような環境にした場合、学習でどのような影響が出るかを調べました。
実験の介入
- 被験者の大学生のうち半数は 授業中にパソコンの使用を許す
- 残りの半数は パソコンを閉じておくように指示
授業後に抜き打ちテストを行った結果、パソコンを閉じていた学生は開いていた 学生よりも 授業の理解度が高かった
実験の考察
理由としては、当然のことではありますが パソコンを開いて インターネットに接続できる状態にしていると 勉強以外の誘惑に注意を取られてしまうからです。
もちろん、中にはパソコンを開いていてもしっかりと授業に集中していた生徒たちはいるでしょう。しかし パソコンを開いている時点で、ネットサーフィンの誘惑や パソコンに入っている 他のアプリケーションの誘惑 と戦うことになります。
また、パソコンだと便利な分マルチタスクになりがちです。
例えば、パソコンで複数のタブを同時に開いて いる場合、注意力を消耗され、短時間で集中力が切れやすくなってしまいます。
ですので、講義を受ける時には昔ながらの アナログな方法で講義を聞きながらノートを取ることだけに集中するのが望ましいでしょう。
【今日のクエスト】紙+デジタルで効率化しよう
アナログ的な方法は集中力を発揮しやすいですが、デジタルのアプリを使えば場所を選ばずに復習できるのも事実。
そこで、デジタルとアナログのいいとこどりをした ノート術を活用してみましょう。 方法は簡単。
- 授業のノートは紙のノートに取る
- AnkiのアプリをiPadやスマホにインストールする
- Ankiのカードの表面にノートの内容を思い出す質問を作る
- カードの裏面に 書き込んだノートを写真として残す
アナログのノートに頼ることによって、授業中はデジタルデバイスを開く必要がなくなりマルチタスクを減らせます。
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