この記事はこんな方にオススメ
- クリエイティブな作業の前に頭を柔らかくしたい
- 発想力や連想力を発揮したい
今回は、頭を柔らかくしたいなら海外のことを考えるといいぜ~というお話です。
外国の生活を想像するだけで連想力が75%アップ!
企画やデザインで連想力を発揮したいときには、外国の生活を想像するというワークに取り組んでみるといいでしょう。
根拠となる研究
ある研究では、外国を想像するだけで連想力が上がることが示されているのです。
APA PsycNet
学生に対して、三つの単語に共通する単語を答えるという連想力を試す介入(※)を行う。
※例えば、「マナー」「丸」「テニス」 に共通する言葉なら「テーブル(テーブルマナー、丸テーブル、テーブルテニス)」
その際、連想力の問題を出す前に、被験者を二つのグループに分けて別々の介入を行った。
- 「外国に住んでいるところを想像してください」と指示するグループ
- 外国ではなく「自分の地元での一日を想像してください」と指示するグループ
それぞれの被験者は、1日の間に起こりそうな出来事やその時の感情行動などについて具体的に想像してもらい、想像した経験を数分間で書き出してもらう。
実験の結果
地元を想像したグループ2と比べて、外国を想像したグループ1において 75%以上想像的な連想をし正解を多く出した
実験の考察
理由としては、外国の暮らしを想像することによって、思考の縛りが解けたのでしょう。
おそらく、想像の介入で思い浮かべたことが、連想力の課題の直接的なヒントになったわけではないでしょう。しかし、非日常を擬似的に体験すれば、頭も柔らかくなり発想に気づきやすくなったと言えます。
【今日のクエスト】外国を想像してみよう
ステップ0:発想のテーマを考えよう
例:
- 面白いゲームの企画を考える
- キャラクターデザインを考える
- ブログのネタを考える
特にキャラクターデザインやゲームシステムなどを考えるときには、連想力は役立ちます。
ステップ1:外国を想像しよう
ステップ2:思い付いたことを書き出してみよう
研究の介入に習って、紙に書き出してみるといいでしょう。
ステップ3:発想のテーマを考えよう
ステップ0で用意したテーマに向き合ってみましょう。いつもよりも自由な思考が生まれてくるかもしれません。
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