- 年をとってから記憶 が低下するのではないかと心配
- 記憶力や頭の回転を維持したい
- 歳をとっているから今頃あがいても脳機能は改善しないのでは?
今回は、焼き魚を食べるのはやっぱり脳にとって最強の習慣だぜ~というお話です。
週1魚を食べるだけで認知機能は14%保たれやすい
魚を食べると頭が良くなるというのは有名な話ですが、実際にどれぐらい効果があるのかについてお話ししましょう。
ある研究では焼き魚を週一回食べるだけでも認知機能が失われにくくなるという結果が出ています。
実験の介入
65歳以上の被験者の食生活を9年間にわたって追跡調査。被験者の脳の状態と食生活を比較したところ、 焼き魚を週一回食べているだけでも…
- 海馬の体積は4.3%多い
- 認知機能に関わる部分の容積は14%多い
- 被験者の中でも特に高年齢な人にその傾向が多かった
実験の考察
つまり、週1で魚を食べるだけでも認知機能を維持する効果が高く、年配になればなるほどその効果は高くなるみたいです。
魚が脳にいい理由は色々と考えられています。
- オメガ3脂肪酸によって脳が構成されるので、脳が柔らかく血行が良くなる
- DHA がシナプスの生成に関わる
- オメガ3脂肪酸による抗炎症効果
人間の細胞を包んでいる細胞膜は脂肪酸によって作られるわけですが、その脂肪酸の質によって細胞の質も左右されます。 オメガ3脂肪酸は脳の細胞を作るのに優秀で、より柔軟な脳を作ってくれます。すると脳全体の血行がよくなり神経細胞がより生まれやすくなると考えられます。
また、オメガ3脂肪酸の中でもドコサヘキサエン酸 (DHA) はシナプスの生成にも関わると言われています。「シナプス」とは脳の神経細胞と神経細胞をつないでいる部分のことです。この部分の繋がりが強固になれば、情報の伝達率が良くなるので頭の回転など認知機能全般が高まると考えられます。
そして、オメガ3脂肪酸は体の中での炎症を抑える効果が高く、細胞を老化を防いでくれます。つまり、頭脳を守ってくれるだけではなく全身の老化を防いでくれそうです。
また、この研究で面白いところは週一で焼き魚を食べるだけで効果があるという点です。「魚に含まれる脂肪酸は熱に弱い」とよく言われるので、「焼き魚ではダメなのでは?」と不安になる人もいるかもしれませんが、焼き魚で全然オッケーみたいです。ただし、魚全体を油につけて高温調理してしまう揚げ物の場合オメガ3脂肪酸が流出しやすいと言われているので、やはりシンプルに焼き魚が良いかと思います。
【今日のクエスト】焼き魚を食らおう
ステップ1:スーパーで魚を購入
ステップ2:フライパンで焼く
ステップ3:食らう
【獲得経験値】
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