記憶の定着度が上がる15分の習慣とは?

探究力

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 昼寝がいいとたまに聞くが、昼間に眠るのが苦手
  • 休憩したいけど周りがうるさくて昼寝などしていられない
  • 学習したことを効率よく覚えたい

 

今回は、新しいことを学習するために休息をうまく活用するといいぜ~というお話です。

 

15分目を閉じるだけでも記憶力がアップする

覚えたいことを勉強したあとは目を閉じて休息をとりましょう。

 

根拠となる研究

ファーマン大学の研究によると、15分間目を閉じているだけでも記憶の定着力がアップするぜ~ということが分かっています。

実験の介入

26人の被験者に対して、あるストーリーを覚えてもらう。課題を行ってもらった後、被験者に15分間休憩を取らせる。休憩の取り方を二つのパターンに分けて比較

  1. 15分間目を閉じて休んでもらうグループ
  2. 15分間別のパズルで遊んでもらうグループ
実験の結果
  • グループ1の目を閉じて休んだグループの方がストーリーを細部まで記憶していた
  • 目を閉じるだけでも睡眠時と似た脳波が観察された
実験の考察

目を閉じるだけでも記憶力アップの効果が期待できる理由は、周りの情報を遮断し頭の中で情報を休めることができるからだと考えられます。

なお、人間は眠っている間に起きている時に学んだ出来事を記憶します。目を閉じるだけでも睡眠と似た脳の状態になるということが観察されているので同じような効果が期待できるのでしょう。

 

【今日のクエスト】覚えたあとに目を閉じよう

ステップ1:アラームをかけよう

昼寝をするなら30分以内がおすすめ。あまり長い時間眠ってしまうと深い睡眠になりすぎてしまい夜の睡眠の質が低くなってしまうからです。

ですので、15~30分を目安にタイマーを設定しましょう。

ステップ2:覚えたいことを確認する

例:

  • 暗記アプリを使って復習を行う
  • 絵を描く、楽器を弾くなど手を動かす作業をする

ステップ3:アラームを進めて15分間目を閉じる

アラームさえ設定していればそのまま眠ってしまっても構いません。

 

【獲得経験値】

☑️タイマーを設定した

☑️15分間目を閉じた

 

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