食事制限をやろうと思ったらどれぐらい続ければいいのか?

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この記事はこんな方にオススメ
  • 食事制限で痩せようと思ってるんだけどどれぐらい続ければいいの?
  • 新しい食事法を実践しても効果が実践できない
  • ジャンキーな食事への誘惑がなかなか消えてくれない

 

今回は、どんな食事法であっても身体が慣れていくまで1年以上を続ける必要があるぜ~というお話です。

 

「我慢の食事法」より「質の高い食事法」

糖質制限などの「食べない」ダイエットは無理があります。代わりに「何を食べるか」に注目し食べるものの質にこだわる食事の方が合理的です。

 

GLP-1やPYYが増えるには1年以上かかる!

世の中には様々な食事法がありますが、いずれの方法であっても本当に効果が出てくるのは1年以上になります。

 

 

実際に、2016年コペンハーゲン大学が行った研究では 肥満の男女に20人に52週間にわたってカロリー制限をしてもらい、その後全員の血液を調べたところ、食欲を減らすホルモン(※)が体内に増えるまではおよそ1年かかったとのこと。※「GLP 1」や「PYY」といったホルモン

Successful weight loss maintenance includes long-term increased meal responses of GLP-1 and PYY3-36 - PubMed
Meal responses of GLP-1 and PYY3-36 remained increased 1 year after weight maintenance, whereas ghrelin and GIP reverted toward before-weight loss values. Thus,...

軽く用語を押さえておきましょう。

  • GLP 1とは「グルカゴン様ペプチド1」のことで血糖値をコントロールする働きをしています。消化管に入ったたん水化物を認識して分泌されます。膵臓の B 細胞にある受容体にくっつくとインスリンを分泌し血糖値を下げます。なお、血糖値を調整する作用だけでなく、小腸から分泌されたグルカゴン用ペプチドは脳にも直接働きかけ食欲を抑制するシステムを動かしてくれるといわれています。
  • PYYとは「ペプチドYY」のことでGLP 1とともに分泌され食欲を抑制する作用があります。 PYYは「視床下部」の受容体に作用して食欲を抑えてくれます。脳の視床下部とは大4 食欲睡眠など人間の基本的な活動を支えている脳の領域ですね。

ようするに、これらのホルモンが出てくれれば満腹を感じやすいわけです。しかし、新しい食事法を試してGLP-1やPYYが増えるまでは1年かかるので、少し物足りない感覚が続いてしまうでしょう。

糖質制限などのダイエットが続かない理由は、新しい食事法に体がついていかないからです。

 

カロリー制限なしの食事法をチョイス

我慢のダイエットではなく、カロリー制限をせず食べる内容の質にこだわるダイエットをチョイスするようにしましょう。

 

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。