課題遂行能力も上がる!?科学的な「入浴法」

ヘルスポイント

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 朝にしゃっきりと目覚めることができずコーヒーやエナジードリンクに頼ってしまう
  • 1日の疲れがとれないと感じる

 

1日のパフォーマンスを高める入浴法

今回は入浴タイムを正しく活用してパフォーマンスを高めようぜ~というお話です。

 

朝はコーヒーよりシャワー!

朝一で熱めのシャワーを浴びることで体のスイッチを入れることができるみたいです。

 

根拠となる研究

千葉大学の研究によると、40度のシャワーで気分とパフォーマンスが高まったと示されています。

午前中に40度のお湯のシャワーを浴びると…

  • 脳内でアルファ波が出ていた
  • 与えられた課題を間違える頻度が減った
ロジ
ロジ

「アルファ波」とはリラックスしている時に出ている脳波です。

考察

理由としては、熱めのシャワーを浴びることで自律神経が整うからだと思われます。

 

具体的な実践方法としては、シャワーを40°cぐらいの熱めの温度に設定し、首・肩・背中に3~5分かけるといいです。というのも、スイッチを入れるためには交感神経を活性化させる必要があります。首・肩・背中などは自律神経が活性化しやすいのです。 

ちなみに、朝スイッチを入れるのにコーヒーを飲んでいる人も多いかもしれません。しかし、朝一でコーヒーを飲むと過剰な緊張状態や焦りを生み出しかねません。コーヒーを飲むとイライラしがちになる人はシャワーの習慣に切り替えてみるのもいいでしょう。

 

夜はシャワーより風呂!筋疲労をしっかりとる

きちんと疲労を取るためにはお風呂に入ることが重要です。

 

根拠となる研究

先ほどの千葉大学の研究の続きでは、湯船に浸かることが最も筋疲労を取ると示されています。

介入

被験者を4つのグループに分けて比較。

  1. 40度の湯船に浸かるグループ
  2. 40度のシャワーを浴びるグループ
  3. 40度のミストシャワーに入るグループ
  4. 何もしないグループ
結果
  • グループ1のお風呂に浸かるグループが実験前後で最も筋疲労が減っていた
  • なお、疲労の回復度合いは湯船→ミストサウナ→シャワーの順となった
考察

いつもシャワーだけを浴びている人は、体の疲労が取れきっていない可能性があります。面倒でも湯船にお湯を貯めてしっかり浸かった方がいいでしょう。

 

【今日のクエスト①】朝一に40度のシャワーを肩や背中に3~5分浴びよう

【今日のクエスト②】寝る1時間半前に40度のお風呂に入ろう

【獲得経験値】

【関連知識】
お風呂の時間
根拠となる研究 2019年のテキサス大学の研究チームが 快眠レベルを高めるための入眠の仕方にに関して17件の先行研究を分析。その結果、寝る前の1時間から1時間半前に40°から43度のお風呂に浸かるもしくはシャワーを5分から10分浴びるという...

入浴の時間は就寝1時間半前が一番合理的だぜ~というお話をしています。

 

【コーヒーのメリット・デメリット】仕事が最もはかどる理想の飲み方
「コーヒーって結局メリットとデメリットどっちが多いの?」という方へ、科学的な結論をまとめました。コーヒーを生活に取り入れて知的生産性アップ・ダイエット効果・やる気アップ…などのメリットを得ましょう。

コーヒーを飲むなら起床から1時間半は空けた方がいいぜ~というお話をしています。

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