通勤方法を変えるだけで仕事の生産性まで高まる!?

精神力
この記事はこんな方にオススメ
  • 毎朝車で通っているが通勤時間が長くてイライラする
  • 朝から忙しなく時間が過ぎ、仕事の生産性も上がらない

今回は、徒歩や自転車などの通勤方法に変えるだけで集中力や気分がアップするぜ~というお話です。

 

徒歩や自転車の通勤で、気分も生産性も上がる!

通勤時間は1日のなかでもかなりストレスなイベントです。1日の始めに気分が下がるとそれだけで仕事の士気にも関わってきますよね。

 

そこで、通勤方法を変えてみましょう。

根拠となる研究

2014年に発表されたイギリスのイーストアングリア大学が行った研究によると、徒歩や自転車で通勤すると車で通勤するよりもメンタルが良くなると示されています。

Does active commuting improve psychological wellbeing? Longitudinal evidence from eighteen waves of the British Household Panel Survey
The aim of this study is to explore the relationship between active travel and psychological wellbeing.This study used data on 17,985 adult commuters …
観察

被験者として17,985人の通勤者を調べた被験者に対して、

  1. どのような通勤方法をとっているか
  2. 通勤時間はどれぐらいか
  3. アクティブな通勤方法(徒歩や自転車など)に切り替えるとどの程度心理的幸福に影響するか
  4. 通勤方法がどれぐらい心理的健康に影響するか

…について調べられた。なお、被験者の個人個人の経済的な状況・仕事・住まい・健康状態などの結果に関連しそうな要素は取り除かれた

結果
  • アクティブな通勤方法、もしくは公共交通機関の利用は、車での通勤と比べて心理的幸福度が高かった
  • 車での通勤をアクティブな通勤に切り替えることで心理的幸福に繋がった
  • アクティブな通勤では通勤時間が長くなっても幸福度が上昇したが、車での通勤の場合通勤時間が長いほど幸福度は低下した
  • アクティブな通勤は心理的健康を損なう確率を減らしていた
考察

つまり、朝の通勤方法を変えるだけで気分も集中力も高まるし、メンタルの疾患にかかるリスクも減らせるというわけです。車での通勤をしている人は、徒歩や自転車などのアクティブな通勤か、公共交通機関の利用を考えてみるといいでしょう。

理由としては、朝に何らかの体を動かすアクティビティに取り組むことで頭の働きが良くなるからだと考えられます。

 

 

また、車通勤よりも公共交通機関の利用の方が幸福度が高い点も注目です。

理由としては、自分で車を運転すると気分が下がってしまう要因が多いからかもしれません。例えば、通勤ラッシュ時に車で赤信号に引っかかったり、通勤時間を有効に使えなかったり…という具合です。対してバスや電車などでは、スマートフォンを使って調べものをしたり、軽い勉強をしたりなどして時間を有効に使えます。

 

【今日のクエスト】通勤法を徒歩や自転車を検討してみよう

例:

  • 職場で歩いて行ける範囲に引っ越しする
  • 自転車での通勤を検討
  • 公共交通機関の利用を検討
【獲得経験値】

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