【実践】自分の価値観がわからない人へ「価値観キャラメイク」で見えてくる自分の軸

超実践

「自分らしさって、どうやって見つける?」

日々の選択、迷い、人間関係のすれ違い…。そんなとき、自分の中に「軸」があったらもっと楽なのにと思ったことはありませんか?

 

そんなあなたにおすすめしたいのが、名づけて「価値観キャラメイク」という実践法。
まるでゲームのキャラクターを作るように、自分の価値観や習慣、性格、口癖などを言語化して、自分を物語の登場人物として設定してみるのです。

心理学の研究でも、価値観を意識的に持つことはストレス耐性や判断力の向上に繋がると言われています。このブログでは、価値観キャラメイクを通じて、自分をより深く理解し、実生活の中でどう活かしていくかをご紹介します。

【関連知識】

今回の実践内容のベースとなる研究はこちらです。

ストレスをまるごと成長に変える!人生の羅針盤「価値観」を見つけるワーク
自分の価値観をハッキリさせる 価値観を明確にすることによって、日常のストレスに意味を見出すことができます。   スタンフォード大学で行われた研究を見てみましょう。 スタンフォード大学の学生を被験者として、日記をつけてもらう実験。その際被験者...

「友情」「知識」「自律」「想像」といったキーワードから、自分の価値観を見出すワークを紹介しています。

 

【実践】人生を「英雄の旅」の7つの要素に当てはめるだけで人生満足度や問題解決力が上がる!
この記事はこんな方にオススメ 人生のネガティブな経験も糧にしていきたい 自分をゲームや物語の登場人物のように捉え、楽しみながら人生で成長していきたい 自分の人生に没頭したい 「英雄の旅」の7つの要素に当てはめるだけで脳機能まで高まる!? 自...

2023年のノースカロライナ大学チャペルヒル校などによる研究を解説しています。自分を物語の主人公のようにとらえ、これまでの人生にどんな問題に直面し、どのように解決してきたかを描写することでメンタルヘルスが向上するだけでなく脳機能まで高まったという研究結果です。

 

自分の「価値観」を定める重要性

価値観とは、どんなストレスにも対処できる「道しるべ」

自分の価値観をハッキリさせその価値観に沿った選択をすることによって、より賢明な選択ができるようになります。

 
例えば、人間関係で衝突してしまった時には価値観を見直すことで、よりスマートな振る舞いができるようになります。
シーン: プライドが邪魔をして他人の意見を素直に聞き入れることができないような場面
自分の価値観:知識
思考の転換:「他人の見識にも耳を傾けることによって自分の『知識』を増やすことができる」
行動の変化:向学のためと考えて反対意見も素直に聞いてみる
得られるメリット:自分の見解を広げられる。周りにも「賢いけど、自分の考えに固執しない柔軟な人」と評価される
シーン: 職場で意見の対立が起き、相手の主張に苛立ちを感じてしまう
自分の価値観: 「自律
思考の転換:「感情に流されず、自分の対応に責任を持つことが“自律”だ」
行動の変化: 相手を責めず、冷静に状況を整理しながら建設的な提案を行う
得られるメリット: 自分の感情をコントロールでき、周囲からも落ち着いた信頼できる人と認識される
 
別のシーンも見てみましょう。モチベーションが続かない時にも価値観を見直すことで意志力を保つことができます。
シーン: ダイエットや資格勉強など、継続がつらくなってきた
思い出す価値観: 「成長
思考の転換:「結果がすぐ出なくても、一歩ずつ進んでいる自分こそ成長中だ!」
行動の変化: 過去の小さな達成を振り返り、継続へのモチベーションを取り戻す
得られるメリット: 途中で諦めず、最終的に成果を出す力が育つ。自己効力感もアップ
 
一見すると自分が持っている価値観とは関係なさそうなストレス源であっても、「このトラブルから自分が得られるものはないか」という思考の転換をすることができます。
このように、価値観は「迷ったときの道しるべ」として、日々の行動を整えてくれます。
さらに、継続的に意識することで、その価値観が自分の「信頼される個性」にもつながります。価値観に沿った行動をとることで周りの人にも一貫した印象を与えることができるからです。

 

「価値観キャラメイク」で決めゼリフやアイコンを考えてみよう

自分の価値観を見つめ直すことが重要だとわかっていただけるかと思います。しかし自分の価値観を見出す作業は堅苦しく思えてしまうので、今回はゲーム感覚で実践できる方法を取ってみましょう。自分自信を物語のキャラクターのように捉えて、価値観・口癖・日々の習慣・性格・特技などを設定してみるのです(ここでは「価値観キャラメイク」と呼びます!)。

 

まるでゲームや物語のキャラを作るように、自分自身の特徴を言語化してみましょう。この方法は、自己理解を深め、選択に迷ったときの「道しるべ」を作るのにとても役立ちます。
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