- 内向的で友だちが作れない
- なんて話しかけたらいいか分からない
今回は内向的でも学校で友だちが作れる会話術をご紹介します。
内向的は初対面が勝負!
内向的な人は「地味だな」「ダサいな」「なんか怖い」なんて思われがちです。しかし、それは初対面の印象だけです。
初対面のときだけ「コミュ力があって面白いやつだな」と思わせておけば違和感を与えることは防ぐことができます。最初だけ頑張れば、あとはどんよりしていても人を避けていてもあまり嫌われません。
「ぼっちの方がラク」なんて気持ちも痛いほど分かりますが、コミュ力を鍛えるゲームだと思って実践しましょう。コミュ力を兼ね備えた内向型なんてカッコいいじゃありませんか。
自己開示+クエスチョンで一瞬で打ち解けよ!
内向的な人はアドリブが苦手です。
外向的な人は準備をしなくても初対面の人とガンガンコミュニケーションをとることができますが、内向的な僕たちにはそんな離れ業はできません。
代わりに内向型には考えて準備する能力があります。頭のなかでこれでもかというほどシミュレーションしておけば怖気づく必要はありません
自己開示で心を開け
仲良くなる上で大事なことは自分のことを知ってもらうことです。「僕はこんな人間だよ」と開示することによって、相手も心を許してくれるのです。(心理学で「自己開示」といいます。)
自己開示に最適な話題を紹介します。
- 健康やお金についての心配事
- 幸せを感じること
- 怒りを感じること・イライラを感じること
- 自分の趣味
- 将来の夢や目標
- 自分の悩み
- ユーモラスな下ネタ
これらの話題をもとに、話しかけるとき・話しかけられたときに話す内容を準備しておきましょう。ネタを事前に用意しておくと会話するときに話しやすくなります。
心をつかむ話題リスト+具体的シチュエーション7選
自己開示1.失敗したこと・恥ずかしかった体験談
恥ずかしかった経験を自ら話すことによって、人間味をアピールすることができます。
「ネクラで近づきにくい」と思われていても、失敗談を話すことで「可愛らしいところもあるんだな」と思わせることができます。
シチュエーション・具体例
失敗したことや恥ずかしいと思ったエピソードを用意しておきましょう。また、相手にも「大失敗したことはある?」「人生でやり直したいこととかある?」などと聞いてみましょう。
「僕ってあがり症なんだよね。小学校のスピーチ大会のときに緊張しすぎて漏らしたことがあるよ。」とか
自己開示2.自分の趣味
自分の趣味についても話してみましょう。
相手と同じ趣味なら超ラッキーです。自分と同じ趣味を持っているというだけでもかなり距離が縮まります。
シチュエーション・具体例
僕の経験からすると「趣味はなんですか?」というと「趣味ないんですよね。」と返されて会話が終わりがちです。こちらから積極的に自己開示して相手の警戒を解くようにしましょう。
- 「休みの日は何やってるの?」
- 「僕最近~にハマってるんだけどアニメとか見る?」
- 「僕も読書好きなんだ。最近は○○っていうのを読んだよ」みたいに自分から開示する。
- 相手の持ち物やキャラクターのストラップなどから、「そのアニメ僕も好きなんだよね。どのシーンが好き?」とか
自己開示3.ユーモアを交えたエロの話
同性相手に限られますが、性的な話を自己開示するのも効果的です。なぜなら強力な秘密を共有することになり、自然と距離が縮まるからです。
シチュエーション・具体例
「いつも本読んでるけど何の本読んでるの?」と聞かれたときにて、「そうだね、よく読むのは心理系かな。最近さー、「不倫の科学」って本読んだんだ。でさ、男のペニスってなんでキノコ型かってのが書いてあって…。」みたいに語り出す
自己開示4.将来の目標
将来の夢や目標を語り合うのもいいでしょう。
シチュエーション・具体例
こちらから大きい夢を言うのがポイントです。人は馬鹿にされるのが怖いので自分からは夢を言い出しませんが、こちらが大きく出れば相手も夢を語ってくれるはずです。
- 「僕は将来ゲームをつくる会社に入りたいんだよね。」
- 「まだ決まってないんだよね。」と返されたら、「もし何も制限がなければ何になりたい?」みたいに聞くのもいいでしょう。
- 「そろそろ定期テストだね」「大学(または就職先など)とか決まってる?」みたいな切り口から聞くことも可能。
- 「何でなりたいと思ったの?」「きっかけとかあるの?」などと深めるといい
自己開示5.自分の健康やお金について
人は多かれ少なかれ健康やお金で悩んでいるものです。誰とでも共感しあえる話題になるはずです。
シチュエーション・具体例
- 「最近金欠でさー」みたいに。「お小遣いってどのぐらいもらってる?」という切り口もアリ。
- 「最近ニキビが酷いんだよね。だから食事気をつけようと思ってさ」とか
- 「お金と時間だったらどっちを大切にしたいと思う?」「お金って何のために稼ぐと思う?」と人生観について聞くことも可能
自己開示6.自分が悩んでいること
悩み事を共有しても距離が縮まります。人は大抵同じようなことで悩んでいますからお互いに共感することができます。
シチュエーション・具体例
- 「最近YouTubeにハマっちゃって一瞬で時間が経つんだよね。○○さんはやめられないことってある?」みたいな。
- 「人見知りだから集団のなかで話すのって苦手なんだよね」とか
自己開示7.怒りを感じること
自分がイライラすることや、自分なりの正義を自己開示してみましょう。性格の合う合わないが最もよく分かる話題です。
また、こういうことにイラッとくるというのをお互いに知っておくことで、これから先のトラブルを避けることもできます。
シチュエーション・具体例
- 頭髪検査にて、「頭髪検査って何なのかね。服装や髪ぐらい自由でよくない?偏差値の低い学校ほど頭髪に厳しいらしいよ」みたいな。
- 昼食を買いに行ったときにて、「僕さ、コンビニの店員さんに高圧的な人とか大嫌いなんだ。だって商品とお金を取引するだけなんだからフェアな関係でしょ。『ありがとうございます』って絶対言うようにしてる」みたいな。
- グループで誰かの陰口を言っているのを聞いたときにて、「僕さ、陰口って嫌いなんだ。気に入らない人がいるのはしょうがないと思うよ。でもさ、だったら1人で嫌っとけばいいわけじゃん。仲間に『あの子ウザくない?』って共有する必要ないよね。って思う最近。」みたいな。
- 相手にも「○○くんは許せないこととか、美学とかある?」みたいに振ってみましょう。
【今日のクエスト】自分の「会話テンプレート」を考えてみましょう。
いつでも使えるように自己開示テーマをまとめておきました。自分なりのトーク内容を考えて、会話のときに役立ててみましょう。1つのテーマにつき、1つは考えてみてくださいね。
- 健康やお金の問題
- 失敗した・恥ずかしかった経験談
- ユーモアを交えたエロの話(同性に対してのみ)
- 将来の目標・夢
- 悩んでいること
- 趣味
- 怒りを感じること・美学
【獲得経験値】
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