僕たちは一人ぼっちでいることは恥ずかしいことだと認識しています。
特に家族には自分が学校で孤立していると思われるのは嫌でしょう。
しかし、そこであえて自分はぼっちであることをカミングアウトすることによって、心の荷が下りてストレスが軽くなります。
秘密を抱えると孤独になる!?
13歳から18歳までの青年を対象にした実験で、自分の中に抱えている秘密が多い人ほど孤独感が強いという結果が出ています。
理由としては、自分を偽っているという罪悪感がメンタルを病ませてしまうからです。
一人で抱えすぎると死につながる
一人で悩みを抱えすぎると、最悪の場合死につながるということが分かっています。
「自分の悩みは自分だけのものだ」「他の人はこんなことで悩んではいない」という感覚を実存的孤独と言います。
ある研究↓によると、実存的孤独を感じやすい人は、死を連想する傾向が深まるということが分かっています。
- 被験者を集めて実存的孤独の度合いを図った
- 次に被験者に言葉の穴埋めをクイズをしてもらった(「co_ _se」みたいに)
- 実存的孤独の度合いが強い被験者ほど、死を連想する言葉を思い浮かべる傾向が強かった(「co_ _se」に「course(方向)」ではなく、「corpse(死体)」を思い浮かべるなど)
という研究です。
つまり、「こんなことで悩んでるのは自分ぐらいだ」と実存的孤独を抱き続けてしまうと、死ぬことを強く意識し、最悪自殺につながることもあります。
実存的孤独を克服
安心してください。人は同じような悩みを持つ生き物です。
皆さんに実存的孤独を克服してもらうために僕の話をします。
僕は学生のときから何かと孤立しやすい性格でした。
もともと内向的な性格だったのでしょう。
高校のときはシャイな性格とプライドが高い性格のせいで、自分から声をかけることができず、友達作りにつま付いてしまいました。
中学校のときには友達が一応いたので、孤立していることを相談するのもカッコ悪いので誰にも言えない状態でした。
もちろん昼休みはぼっち飯ですし、修学旅行やイベントでバスや新幹線に乗るときも、隣に座る人がなかなか決まらないという感じでした。
しかし、今では内向的で友達がいないい性格が好きになり、むしろ知的好奇心として、心理学を研究して発信するモチベーションとなっています。
悩んでいるのはあなただけではありません。
恐らくひとりぼっちな人が経験しているようなことは一通り経験していいると思います。
(体育の時間にペアになる人がいないとか(笑))
ぼっち仲間として一緒に頑張っていきましょう。
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