別の記事で若い頃に喫煙を始めるとIQを下げてしまうというお話をしました。
実は本人が吸わなくても、副流煙によってIQが下がってしまう危険性もあるのです。
タバコの副流煙で子供のIQが2~5ポイント低下!
タバコに含まれるニコチンですが、ニコチンの代謝物はコチニンと呼ばれます。コチニンは副流煙に含まれる成分です。
コチニンを多く吸い込んでいる人(=副流煙にさらされている人)ほど、IQの低下が見られるそうです。
シンナシティ子ども環境衛生センターの調査を見てみましょう。
- 4399人の子どもを対象にコチニンレベルと知的能力を調査
- 結果、コチニンレベルが高い子どもほど読解・計算・視空間認知機能が低下していた
- また、コチニンが検出されない子どもと比べ、IQが2~5ポイント低かった
副流煙は少しでも吸い込むとIQに影響があります。「ちょっとならいい」などと思わずに子どもを持つ以上、完全に禁煙するべきです。
僕は子どもにすべてを捧げるような子育ては否定し、自己チューな子育てでいいと言っています。しかし、僕が自己チューな子育てと呼ぶのは、ラクをしつつも子どもにメリットがあるウィンウィンの子育てです。
一方的に子どもに迷惑をかけている喫煙に関しては、自己中を通り越して「虐待」です。
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