人生の後悔ベスト3に対策しよう【歯の健康編】

60歳からのリア充ライフ

定年後の高齢者の三大後悔は「歯の健康・運動・食生活」

定年後までに取り組んでおくべき課題は、3つあります。

  1. 歯の健康を保つこと
  2. 運動をしっかりすること
  3. 食生活を整えること

というのも上記の3つは退職した高齢者が挙げた今までの後悔にランクインしている項目だからです。

根拠となる研究

2012年プレジデント社が55歳から74歳の 仕事を引退した被験者1060人対象に行なった実験

「リタイア前にやるべきだった後悔ベスト20」というアンケートを行った 結果、以下の通りのランキングになりました。

  1. 第1位「歯のケアをしておけばよかった」
  2. 第2位「スポーツで体を鍛えておけばよかった」
  3. 第3位「もっと歩いておけばよかった 」
  4. 第4位「暴飲暴食をしなければよかった」

ざっくり分けると「歯の健康・運動・食生活」ですね。

 

この3つに対策を練って、ぜひとも定年後に苦しむ確率を減らしていただきたいと思います。

今回は第1位に輝いた「歯のケアをしておけばよかった」という後悔をしないための内容を話します。

 

歯周病は慢性病の始まり

歯周病はプラーク(歯垢)が原因

「歯周病」とは歯周病菌が歯に住み着き、骨を溶かし、最終的には歯がボロボロ抜けてしまう病気です。

 

歯周病は「歯肉炎」から始まります。歯肉炎とはプラーク(歯垢)のなかで繁殖した歯周病菌によって炎症が起き歯茎がはれている状態のことですね。

歯磨きすると血が出るのが歯肉炎のサインです。

 

歯肉炎が進行すると「歯周炎」になります。歯周炎になると骨が溶け始め、本格的な歯周病が始まります。

しかし歯肉炎の段階ではまだ正常な状態に戻すことができます。歯周炎に発展しないうちにしっかりケアをしましょう。

 

歯周病は万病のもと!?口のなかの炎症は全身に広がる

歯周病は様々な病気につながるリスクがあります

というのも歯周病によって口内で炎症が起きると、炎症性物質が血流を通って全身に広がってしまうからです。

 

歯周病が認知症を引き起こす!?

歯周病は認知症の原因になりうることが分かっています。

 

歯周病によって発生した炎症性物質が血流に乗って脳まで運ばれてしまい、脳のなかで炎症を起こすからです。

本来脳には限られた物質しか通らないようにできています。脳には「血液脳関門」と呼ばれる脳に必要な物質だけを通す関所があります。しかし炎症性物質が血液脳関門にもダメージを与え機能を阻害してしまうのです。

実際に認知症患者の脳をスキャンすると脳内に歯周病菌が見られたという報告もあるとか。

 

歯周病は糖尿病につながる

歯周病は糖尿病の原因にもなります

 

というのも歯周病によって発生した炎症物質は「インスリン」の働きも阻害してしまうからです。インスリンというのは血糖値を安定させるために欠かせないホルモンです。

 

歯周病は肺炎につながる

極めつけには歯周病は肺炎の原因ともなります。

 

肺炎の原因として多いのが「誤飲性肺炎」です。誤飲性肺炎とは誤って食べ物や飲み物、唾液などを飲み込んでしまい肺のなかに取り込んでしまって起きる肺炎です。

歯周病にかかっている人は、誤飲によって歯周病菌が繁殖している唾液を肺のなかに送り込んでしまうことになります。歯周病菌は肺のなかで炎症反応を起こし、肺炎の原因となってしまいます。

 

また、肺炎は肺がんと併発しやすいのですが、肺がんの術後に歯周病のケアを行うことによって肺炎のリスクを軽減することができます。それだけ歯周病のケアは肺がんの効果が高いと言うことです。

 

根拠となる研究

2018年に東京大学が肺がんの被験者に対して口腔ケアを行った場合と行わなかった場合の、肺炎の発症率を調べた

肺がんの手術前に口腔ケアを受けなかった被験者は3.8%の発症率に対して、口腔ケアを受けた被験者は3.3%までに減少した

 

 

歯磨きの3ヶ条

歯周病が始まってしまう原因は口のなかに残ったプラーク(歯垢)です。

 

プラークは食後8時間で形成されます。プラークのなかは歯周病菌にとって繁殖しやすい環境であるため、プラークを除去しきれないと歯周病が進行してしまいます。

ただしい歯磨きをすることによってプラークを取り除いていきましょう。

 

歯と歯茎を意識して45度で磨く

歯磨きをするときには歯だけを磨いてもしょうがないです。本当に歯周病菌が潜みやすいのは歯と歯の間や、歯と歯茎だからです。

 

というのも歯周病菌は空気を嫌う嫌気性細菌です。歯の表面よりも隙間を好みます。

ですので歯磨きの際には斜め45度を意識して歯と歯茎の間を磨くようにしましょう。

 

ブラシだけでは6割程度しか磨けない!?フロスやタフトブラシを使おう

ブラッシングだけではプラーク(歯垢)の6割程度しか磨くことができないと言われています。

 

そこで有効なのがフロスタフトブラシです。

タフトブラシとは先が尖っている歯ブラシのことです。小さな隙間にまで届くのでプラークを除去しやすくなります。

 

フロスも積極的に使って、歯と歯の間の汚れを取り除いていきましょう。フロスを使うときには歯の表面に沿わせながら引くのを意識してください。左右で2回通すといいでしょう。

 

半年に1回は歯医者さんで掃除をしてもらおう

定期的に歯医者さんで掃除をしてもらいましょう

 

自分では除ききれないプラークやプラークが「歯石」になってしまったものを取り除くことができます。

歯石とはプラークが口内のカルシウムイオンなどを取り込んで石灰化してしまったものです。口のなかでザラザラっとしているのがあればそれが歯石です。

歯石になるとブラッシングで取り除くのは無理なので、歯医者さんで取り除いてもらいましょう。

 

【今日の心トレ】鏡と歯ブラシを持ってきて、歯を磨いてみましょう。歯と歯茎の間をめがけて45度です

では5秒後に心トレを開始してください。

【獲得経験値】

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