気道がぐねんぐねん!?「エウオプロケファルス」

今回紹介するのは「エウオプロケファルス」です。エウオプロケファルスは鎧竜類(曲竜類)のアンキロサウルス科に属する恐竜です。

 

アンキロサウルスと言えば、鎧のようにゴツゴツした背中と、尻尾の先にあるハンマーが特徴的です。

エウオプロケファルスももちろんこうした特徴を持っています。

 

それに加え、エウオプロケファルスには別の特徴的な点があります。それが超ぐねんぐねんの気道(きどう)です。

 

人間の場合、気道は鼻と口からまっすぐ喉につながっています。

対してエウオプロケファルスの気道は頭骨内でぐるぐると回ってから喉の方につながっているのです。長さにすると頭骨の2倍になるとか。

 

気道(きどう)がぐるぐると回っているのは冷却装置の役割を担っていたからだと考えられます。

吸い込んだ空気が頭骨内をぐるぐると回るときに脳を冷ます効果があったのです。

 

これは竜脚類(首長いやつ)に見られる気嚢(きのう)と似た機能(きのう)です。

竜脚類には気嚢(きのう)という風船みたいなものが内蔵されており、空気を吸ったときに内臓を冷ます機能(きのう)を持っています。気嚢(きのう)には体を軽くする機能(きのう)や、酸素を効率的に取り込む機能(きのう)もあり、昨日(きのう)今日でできる芸当ではありません。

エウオプロケファルスの気道(きどう)にしろ、竜脚類などの気嚢(きのう)にしろ、体が大きくて熱を冷ましづらい恐竜の課題は結局「体温をどうさげるか」に帰納(きのう)するみたいです。

 

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。