「ブログを書きたいけど専門知識が何もない」
「コンテンツをつくりたいけど自分の武器がない」
そんなふうに悩んでいる方への記事です。
結論からいうと、最初から知識があるとむしろ邪魔になります。
今回は、コンテンツの企画段階では知識がない方がいいんじゃないの?という話をします。
豊富な知識は確証バイアスを呼ぶ
確かに豊富な知識があれば、発想も多く産まれますからその分有利な気がします。しかし、知識を持っている人は確証バイアスに陥りやすいというデメリットがあります。
確証バイアスに陥っている人は、「自分の持っている知識は役に立つに違いない」という思い込みのことです。
「自分の持っている知識を活かすためにはどうすればいいか?」ということを先に考えてしまうと、こじつけの需要をつくってしまうのです。
例えば、仮にあなたが動物に詳しいとしましょう。
「動物について学ぶのはこんなに楽しいんだ!だからみんなも分かってくれるはず!」
↓
「自分の知識をまとめた動物の本を出そう」
こういった思考プロセスをたどるとコンテンツが売れる確率は非常に低くなります。
なぜなら、「解決策→需要」という手順で考えてしまっているので、顧客が本当に求めているものを見失っているからです。
コンテンツ作りは需要から先に考える
コンテンツづくりは顧客の需要から考えなくてはならないのです。
例えば、
「親が子供に本を読ませたいと思っている親はたくさんいるよな。子供だって手軽に読める本を求めている子はいるよな。」
↓
「だったらイラストを豊富にしたりユーモアを交えたような動物の本だったらウケるんじゃないか?」
という風に、「需要→解決策」の手順を踏むことでヒットを生み出すことができます。
「残念ないきもの図鑑」だって、「楽しみながら本と触れ合ってほしい」という親からの需要があったから成功したのではないでしょうか?
知識を身につける前にアイデアを出してみよう
以上のことから確証バイアスに陥らず客観的に需要を見つけ出すには、むしろ余計な知識などないほうがいいのです。
本を読む前に、コンテンツのコンセプトを決めてしまいましょう。
詳しくは自分の悩みを活かして誰でも需要の高いアイデアを出せる方法↓を参考にしてください。
https://mind-read.info/archives/1740
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