【参考本】
読んだら忘れない読書術
- 読書ノートが続かない…
- 読書ノートって書くことが絞りきれない
自分のブログなら本の内容をそのまま書けば著作権侵害となります。ですから自分のアイデアを書かなければいけないという強制力となってくれるので、記録するポイントが勝手に絞り込めます。
書くことが多すぎて続かないという悩みを解消できますね。
【超具体的解説】著作権侵害にならないブログノートの書き方
コピーブログでは意味がない
著作権侵害になるかどうかは自分のアイデアが主であり、引用が従であるという主従関係が守られていること。
例えば、「営業の心理学」みたいな本があったとして、自分のブログで紹介したいとしますよね。「営業の心理学」にこんな一節↓があったとします。
初対面のときはイエスセットを使って相手の心を開きましょう。イエスセットとは連続で肯定させることによって否定しにくい心理にするテクニックです。
例「今日は天気がいいですね。」「そうですね。」
「桜も咲いてきましたよね。」「そうですねー。」
「ところで本日ですが、10分ほどお時間をいただけますか?」「…そうですね。」
この知識を自分のブログで紹介するときに、
初対面のときはイエスセットを使え!!
初対面の相手にはイエスセットというテクニックを使って相手の心を開くのが有効らしいです。イエスセットとは連続で肯定させることによって否定しにくい心理にするテクニックです。
例えば、「今日は天気がいいですね。」「桜も咲いてきましたよね。」みたいな質問を繰り返した後、「ところで本日ですが、10分ほどお時間をいただけますか?」と本題に入る質問をするといいでしょう。
こんな風に少し編集しただけで内容がまるまるコピーだと著作権的にはグレーです。
本を開けば書いてあることをわざわざブログで書く意味もありません。読書のアウトプットとしてブログを書くのであればアイデアを混ぜ込むことが必要です。
ブログノート術に必須な「アイデア」とは?
アイデアという言葉は僕がこのブログでよく使う言葉です。
また、読書術の本を読むと「自分のアイデアや意見を記録するようにしましょう。」ということが頻繁に書いてあります。
この説明だけでは「アイデアって何だよ?」と言いたくなるのもムリはありません。こういった点が読書術の本はちょっと不親切です。
アイデアとは知識から思いついたことです。自分の体験談、自分なりの知識の使い方などが挙げられます。
例えば、先ほどの「営業の心理学(仮)」を読んだとき、「自分の会社のマニュアルになってる決り文句もイエスセットかもしれないな」とか、「そう言えば自分がセールスされるときにも同じような経験があるな」とか「イエスセットをもっとさり気なく使えないかな」などなど、頭に浮かんできたことはすべてアイデアと言えます。
そのアイデアをブログに書くことによって、本のコピーではなくオリジナルのコンテンツとなるわけです。
先ほどのパクリブログをアイデアを組み込んだオリジナルブログに書き変えてみます。↓(IT会社の営業マンが「営業の心理学」を読んで、自分のブログで紹介するという設定で)
営業相手には「~ですね?」から始めよ
営業相手には「~ですね?」と同意を求める質問から始めましょう。私の場合、ITソフトの会社で営業をやっているのでこういったアプローチをします。
「そろそろ新入社員が入ってくる時期ですね。」「そうだね。」
「システムの取り扱いを指導するのは大変ですよね。」「まー、そうだね。」
「業務系のソフトがあれば便利だと思いませんか?」「…、そ、そうだね。」
最初は「新入社員が入ってくる時期ですね」といった否定しようがない質問から入るのが鉄則です。
否定しようのない質問を繰り返したあとで、ITソフトのセールスに移ることで断りにくくすることができます。なぜなら、人間は何度も肯定したあとに否定をするのは気が引けてしまうからです。(「イエスセット」と呼ばれます。)
※自分のアイデアや体験談
※本から得た知識
このように、あくまでも自分のアイデアを軸に、本で得た知識は自分の主張の裏付けとして機能させるのが正しい引用の仕方です。
本では「天気がいいですね」といったわざとらしい文言でしたが、オリジナリティのある文言に変わっていますし、ITの営業マンというオリジナリティも加わっています。
これならオリジナリティのあるコンテンツといっていいでしょう。
ブログノート術のメリット
本から得たアイデアをブログとして残すブログノート術にはいくつかのメリットがあります。
ブログでファンをゲット!?
1つ目は他の人から何らかの反応が得られるということです。
ブログで書いたり、Twitterでブログを紹介すれば「いいね!」がついたり、コメントをもらったりできますからモチベーションも続きやすくなります。
ただブログはそれなりに続けないとなかなか読んでもらえないのでどっちみち忍耐力は必要です。
すぐに反応が欲しいのであればアメーバブログがオススメです。アメーバブログは「いいね!」の機能や、フォローの機能があるのが特徴です。Twitter感覚で書いたりフォローしたりできます。
スマホでアクセスできる読書ノートとして
2つ目のメリットは、ブログ自体が自分のアイデアが詰まった読書ノートとなり、スマホからいつでも知識を引き出すことができるということです。
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