以前の記事で、「学校でぼっち飯の人は、マインドフルネスすればメンタルを鍛えるいい機会になるんじゃね?」というお話をしました。
今回は、「学校でのぼっち飯はメンタルやられるけど社会に出てからのぼっち飯の方が危険かもよ」というお話です。
一人での食事は増えてきている
学校でのぼっち飯に限らず、社会人になってからも一人で食事する人は増えてきています。
イギリスで行われた調査によると、以下のことが判明しています。
- 食事全体の半分以上が一人で行われている
- 人々のうち1/4以上が誰かと食事をするよりも一人で食事をする方が多いと答えている
- 多くの人が毎日一人で食事をしている
やっぱり、ぼっち飯よりは誰かと食べた方がハッピー
一人で優雅に食事を楽しむのも悪くはないと思います。しかし、やっぱり誰かと一緒に食事をする方が楽しいのです。
オックスフォード大学の心理学教授ロビン・ダンバーによると、誰かと一緒に食事をすることによって脳内で「エンドルフィン」の分泌が盛んになるとされています。
エンドルフィンとは人と人との社会的なつながりにおいて重要な役割を果たす脳内物質です。
誰かと一緒に食事の席に着くと、エンドルフィンが出て幸福度や満足度が高まります。 人生の目的意識すら強くなるそうです。
一人で食事をする人に比べると、誰かと食事をした方がメンタル的にはいいようです。
大袈裟ではなく、食事の時間を誰かと共有するだけでも人生がうまく回り始めるかもしれません。
一人暮らしでの食事は問題だらけ
学校でのぼっち飯も怖いけど、一人暮らしを始めてからのぼっち飯の方がもっと怖いです。
太りやすくなる
大規模な研究で、一人で食事をする機会が多い人ほど太りやすくなると分かっています。
18万人の若者や子どもを対象として研究を 17件ほど分析した結果、家族とともに食事をした若者は後に肥満になる確率が12%低下。
同時に彼らが健康的な食事を口にする確率は25%上昇すると分かっている。
理由としては、自分の食事を管理してくれる人がいないからでしょう。子どもの頃に家族と食事をしているときには、お母さんがきちんとした食事を作ってくれましたよね。
しかし、大人になると自分で食事を管理しなければいけません。どうしてもインスタント食品やコンビニ食が増えてしまうので太りやすくなるのでしょう。
大学でぼっちになっていて昼間も一人で食事、夕食も一人で食事、となっているようであれば黄色信号です。
一人暮らしだと食べ物をよく捨てる
また、一人暮らしをしている人はそうでない人よりも食べ物の廃棄率が上がることも分かっています。
2013年にイギリス政府が行った調査によると、 一人暮らしの人はそうでない人よりも40%多く食品を捨てているんだとか。
確かに僕も一人暮らしのときは食べきれずに腐っちゃうこともありましたね~…
人との食事を大事にする
友達がいないから食事に誘う人がいないんです。っていう方は、家族との食事の時間を大切にしましょう。
コミュニケーションを意識しよう
家族と食事するときには積極的にコミュニケーションをするようにしてみましょう。
家族とのつながりを感じることができれば、孤独感も軽減されることでしょう。
僕は高校のときに一人ぼっちになって、メンタルを病みかかっていました。
しかし学校でぼっち飯の分、家族との時間はほっとできる大切な時間でした。「辛くても家族は味方なんだな~。ありがたいな~」と感謝してみてください。
食事中はテレビやスマホを見ない
テレビを見ながら食事をすると全体的なカロリー摂取量も増えてしまうことが分かっています。
実際には、テレビをつけながら食事をするとつけない場合に比べて 15%ほど多く食べてしまうとか。 というのも、食べ物に対する意識が向かなくなると満腹にも関わらず気づかずに食べてしまうからです。
【今日のクエスト】人と食事する機会を増やそう
一人暮らしをしていて誰かと食事をする機会がない方は、友だちや家族を食事に誘ってみてください。
家族と暮らしている方は、テレビやスマホから目を離して家族とのコミュニケーションをとってみましょう。
【獲得経験値】
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