歳をとってからも元気に過ごしたい
認知症を予防したい
貧血を予防したい
今回は牛肉について徹底攻略していきます。※レシピ紹介は最後にまとめたので目次で飛んでください。
牛肉の健康効果
注目の栄養素
- タンパク質→動物性タンパクは吸収率が高い
- 鉄分→貧血を予防、うつ病予防
- 亜鉛→頭皮の健康に
- ビタミンB12→認知症予防
- Lカルニチン→脂肪燃焼、疲労回復、脳機能アップ
- オレイン酸→コレステロール抑制
コレステロール抑制効果
食べ過ぎなければ牛肉はむしろ健康にいいのです。
牛肉の主な成分はオリーブオイルにも含まれる「オレイン酸」です。悪玉コレステロールの抑制や生活習慣病の予防に効果的です。
疲労回復効果
牛には 「Lカルニチン」 いう栄養素を含んでいます。Lカルニチンは脂肪燃焼や疲労回復の効果があると言われています。
知的生産性アップ・認知症予防
牛肉に含まれるカルニチンとビタミンB12は脳にもいい成分です。
カルニチンは脂肪の燃焼を促し、神経細胞間の信号をスムーズにします。
特に、歳をとるほど牛肉は大事になります。
なぜなら、人体は肝臓と腎臓でカルニチンを作りますが、加齢が進むとその働きも滞ってしまうからです。また、ビタミン B 12が不足してしまうと脳が萎縮しアルツハイマー病にかかるリスクも上がります。
髪がフサフサ!
亜鉛は頭皮の健康に欠かせない栄養素です。
亜鉛は牡蠣に多く含まれますが、牛肉にも豊富です。髪をつくるためにはタンパク質も必要ですから、牛肉はバッチリの食材です。
牛肉の選び方・調理・保存
ビタミンCで鉄・亜鉛の吸収率アップ!
調理の際はレモンなどを添えるといいです。ビタミンCが鉄分や亜鉛の吸収率を高めてくれるからです。
目的に応じて選ぼう
国産の和牛とアメリカンビーフでは含まれる栄養素がやや異なります。
コレステロール抑制効果を期待するなら和牛をオススメします。オレイン酸は輸入牛よりも和牛の方が多いからです。
逆に鉄分をしっかり摂りたいならアメリカンビーフが最適です。和牛の2倍の鉄分が含まれています。
長時間煮込むのは意味がない
牛肉は煮込んだり液体のタレにつけている間にもビタミン B 1が流出してしまいます。
ただし煮汁に溶け出した場合でもスープごと食べてしまえば問題はありません。
レンジは損!短時間の加熱
牛肉に含まれるビタミン B 12は電子レンジでの加熱によって減りやすくなります。というのも、電子レンジの場合急激に高温になるためビタミン B 12の流出が激しいからです。
ですので、牛肉料理は低温で短時間の調理が基本です。
★レシピ
レモン醤油で鉄分吸収率アップ!
↑レモンのビタミンCと、醤油に含まれる醤油多糖類 (SPS)は鉄分の吸収率を高めます。
↑油の摂りすぎには注意。でも旨そう
シチューで食べれば溶け出したビタミンもしっかり摂取
コメント