この記事はこんな方にオススメ
- 無性に食べたくなってしまう
- お菓子を食べてしまって全然痩せられない
- 「自分はなんて自制心がないんだ…」と責めてしまう
実は食べ物の誘惑に勝てないのは、自制心の他に原因があるかもしれません。
「孤独」だと無性に食べたくなる!?
食べ物の誘惑に勝てなくなる原因は「孤独」です。
孤独を感じると脳の「実行制御機能」にダメージを与えます。要は自制心を働かせたり、注意散漫になあることを防ぐ機能が低下するのです。
実際に研究↓でも、孤独感を感じている人ほど摂取カロリーが多くなることが示されています。
根拠となる研究
2002年シカゴ大学J・T・カシオポという研究者が行った研究です。
- シカゴ都市圏の中高年からサンプルを選び長期的に調査した
- 被験者に「UCLA 孤独感尺度(孤独感の度合いを測定するテスト)」をはじめとする 、様々な生理的・心理的検査を実施
- その後変化を継続的に追跡調査
- その結果、社会的な孤独感が 強い人ほど高脂肪食品の摂取量がかなり多いことがわかった。孤独感尺度で測った孤独感の標準偏差が1上がるごとに、摂取する脂肪のカロリーが2.56パーセント増えることがわかった
つまり、孤独感の強い人はそうでない人に比べて、かなり太りやすいということです。
確かに寂しく一人でいると甘いものの誘惑がより強く感じてくるのは納得できますね。
僕の経験則から言っても、実家にいるときよりアパートで1人にいるときの方が食生活が荒れるので、知らずしらずに孤独を感じているのかも。(単に料理するのが面倒なだけかもしれませんが。)
ですから、ダイエットを成功させたいなら、一緒にダイエットを頑張る友だちをつくると失敗しづらくなります。ちなみに自分の周りの人が太っていると、自分も太りやすいという研究もあります。↓

ダイエットも無力化…57%太りやすくなる「諸悪の根源」がこちら。
友達が太っていると57%太りやすくなる 太ってしまいやすくなる諸悪の根源は肥満の友達です。自分の周りに太っている人がいると、自分自身も太りやすくなることが分かっています。 根拠となる研究 エール大学のニコラス・クリスタキス教授...
ですので、ダイエット目的で友だちをつくるなら、肥満体型の人ではなく、意識が高い人を選ぶべきでしょう。
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