- 仕事をしていて達成感が少ない
- 苦手な作業の進捗状態を改善するには?
今回は、モチベーションを高めるには進んでいる感覚が重要だぜ~というお話です。
仕事をデイリーミッションのように楽しもう!
目の前の作業へのモチベーションを高めるためには、「前に進んでいる」という感覚が目に見えるような工夫をしてみましょう。
例えば、 習慣化したい行動を実践したらカレンダーにチェックをつける、単語カードを何枚 覚えられたかをカウントするといったように目に見える形で表すといいでしょう。
実際、ハーバードビジネススクールによる研究では、日々のモチベーションを高めるためには作業が前に進んでいる感覚が最も重要だということが示されています。
観察
7つの企業から238人のビジネスパーソンを集め、日々の仕事の中でモチベーションを高める要素が何なのかを調べた
結果
- 最も重要なのは作業が前に進んでいる小さな達成感であった
- なお、小さな達成感は昇給や昇進よりも重要な要素であった
考察
昇給 や昇進 よりも作業が前に進んでいる感覚の方が重要というのはちょっと驚きでしょう。
理由としては、給料が上がるといった長期的なご褒美よりも、「前に進んでやりがいがある!」という短期的なご褒美の方が人間の本能に強く訴えかけるからだと考えられます。
例えば、最近のスマホゲームでも「デイリーミッション」のシステムがいい例でしょう。小さなミッションを達成することに 小さなご褒美がもらえ、全てのデイリーミッションを達成するとより大きなご褒美がもらえる仕組みが備わっています。これもゲームが前に進んでいるという感覚を生ませて、より ハマらせるための戦略と言えるでしょう。
【今日のクエスト】成果を可視化する工夫をしよう
ステップ1:自分が普段取り組んでいる仕事の中でもっとモチベーションを高めたいものを1つピックアップする
例:
- 学習アプリiThoughtsを使って読んだ本を思い出す
- 暗記アプリを開いて単語を覚える
- 1日30分勉強することを習慣付ける
ステップ2:ステップ1で挙げた行動について形のある成果を与える工夫を考える
例:
- 学習アプリiThoughtsを使って読んだ本を思い出す→iThoughtsのノートにアイコンをつけて復習が完了したことを可視化する
- 暗記アプリを開いて単語を覚える→AnkiDroidを使って1日で何枚学習できたかどうかを確認する
- 1日30分勉強することを習慣付ける→習慣化シートを使って達成できた日にはチェックを入れていく
iThoughts
↑「iThougthts」では、復習した箇所にはアイコンでマークをつけるようにしています。アプリで 画面右上側にある「i」というボタンを押すと、アイコンを入力することができます。
ちなみに、僕は復習するごとに赤の旗→黄色の旗→ 緑の旗→…というように アイコンをグレードアップしています。「より上のランクの旗に昇格させるぞ」というモチベーションが湧きます。
↑ちなみに ですが、iThoughtsのノート一覧の画面では、ノートの順番をノートを編集した 「日時」順に並べておくといいです 。こうすることで復習の手が届いていない古いノートは下側に並ぶので、より下のノートから優先的に学習していこうと一目瞭然で分かります。
目標達成シート
↑目標達成シートを使えば、習慣を達成できた日にはノルマのところにチェックを入れると、ゴールに近づいている感覚を感じられます。
目標達成シートに関しては 別の記事で紹介しています。↓
AnkiDroid
↑僕が 英単語の暗記や 基礎知識の暗記などに使っているAnkiDroidというアプリなら、ホームの画面に「今日は○枚のカードを学習しています」という成果を出してくれます。ちなみにiPhone や iPad で使う場合には 、「統計」というところを見るといいです。
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