ユーザー目線でアイデアをドバドバ出そう!

探究力
この記事はこんな方にオススメ
  • 自分の商品を売りたい
  • 必要とされるコンテンツを作りたい
  • 企画のアイデアを出したい

今回は、コンテンツの価値を高めるために徹底的にユーザー目線になろうぜ~というお話です。

 

「没入アプローチ」で共感されまくるコンテンツをつくる

「没入アプローチ」というのは、商品を売る上で想定されるユーザーの生活を体験してみて 需要を探る方法です。

ユーザーの目線に立つことによって、「ユーザーが商品にどんな特徴を求めているか」を把握することができます。

例えば、アメリカのアニメーション製作会社であるピクサーが「レミーのおいしいレストラン」を製作する時にこんな話があります。レミーのおいしいレストランの制作のために、プロデューサーが自らミシュラン3つ星シェフのもとで見習い修行をして一流のレストランで働く 感覚を学んだそうです。

 

没入アプローチを実践し始めたら、感情の変化「こういう機能が欲しい」というニーズを把握するための記録を行いましょう。記録をする目的は自分が想定しているユーザーがどういうことを考えて何を欲しているのかを理解するためです。

 

【今日のクエスト】Evernoteで没入アプローチを記録しよう

ステップ1:使うのはEvernoteがおすすめ

僕の経験上 、1時間おきに何かを記録するといった習慣をつけるためには 常に記録しやすいデジタル媒体を使った方がいいです。

アプリは何でもいいのですが、Evernoteがおすすめ。

Evernote
Evernote - Note Organizer - Apps on Google Play
Notepad & Planner: Take notes, create daily tasks and organize to-do lists.
‎Evernote - Notes Organizer
‎思い浮かんだアイデアをその場で記録。ノート、ToDo、スケジュールをまとめて管理して、毎日をサクサク進めましょう。職場でも自宅でも外出先でも、やるべきことをこなせます。 Evernote はご利用のすべてのデバイスで同期するため、どこにいても生産性を維持できます。移動中に ToDo リストを確認したり、Google ...

↑フォルダをつくってノートを管理するといいでしょう。

↑Evernoteではフォルダやノートをこのようにホーム画面に直接配置することができる。すぐにノートを開けるので記録に便利(画像はAndroidの画面)

 

↑中身はこんな感じで記録。具体的な記録法はステップ4で解説。

ステップ2:インターバルタイマーなどのアプリを活用して1時間後にタイマーを鳴らすようにしておく

インターバルタイマーのアプリ
Interval Timer - Apps on Google Play
Simple and easy to use all purpose Interval Timer
‎Interval Timer Plus
‎Free, simple and easy to use all purpose Interval Timer SIMPLE AND FREE INTERVAL TIMER + 1-Tap Quickstart + No signup required, download and get going immediat...

↑セット数は15回程度に設定。起きた瞬間にタイマーをつけてその後15時間に及んで 1時間ごとにタイマーが鳴るようにするといいでしょう。

↑左上の音量ボタンを何回か タップすると 音量をなくしてバイブレーションのみにすることもできます。タイマーを鳴らすと周りに迷惑な場合にはこちらを活用しましょう。

ステップ3:自分がつくる商品のユーザーを想定する

まずは自分の商品がどういう人たち にアプローチするべきかという点を考えます。

例:勉強のための便利なノートアプリがほしい学生

アイデアのコンセプト:学生向けのノートアプリを作りたい。手軽に勉強できて復習数に応じてスコアが貯まるゲーム的な機能もつけたい

 

ステップ4:項目を記録する

タイマーが鳴ったら以下の項目に記録を取ります。

  1. 何をしているか
  2. その場所は
  3. 誰と一緒にいるか :
  4. 感情の変化は
  5. その感情を感じた理由は

 

例:

  1. 何をしているか:例えば、 午前11時 バイトの中休みに入って少し隙間時間ができる
  2. その場所は :仕事の休憩室
  3. 誰と一緒にいるか :バイト仲間 周りの人は話している
  4. 感情の変化は:この隙間時間をうまく使いたい焦り。周りに人がいるが 特に会話をすることもなく気まずい。仕事で疲れていて あまり難しいことはしたくない
  5. その感情を感じた理由は: 時間がもったいないと感じたので勉強を進めたかったが、テキストを広げている時間もない。周りに人がいるのでテキストを広げるのも恥ずかしい

実際に僕が行った没入アプローチのとある1日(Evernoteのアカウントがあれば閲覧できます)↓

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ステップ4:分析する

  1. 何をしているか
  2. その場所は
  3. 誰と一緒にいるか :
  4. 感情の変化は
  5. その感情を感じた理由は
例:「勉強のための便利なノートアプリがほしい学生」になりきって、生活のなかでの感情の変化を分析する
 
  1. 8時33分 仕事に向かっている
  2. 通勤路
  3. 周りには誰もいない
  4. バイトが始まるから面倒くさいなという気持ち
  5. 先ほどまで バスの中で勉強をしていたが、それを打ち切らなければならなかった

アイデア:復習の途中で手を離さないといけなくなった時、何かの機能をつけたい

 
 
  1. AM11:37バイト休憩中
  2. きゅうけいしつ
  3. バイトの人
  4. 周りが会話しているな。若干会話に参加したい
  5. 周りの人が勉強に関しての会話をしていて、自分が知っている分野なので会話に混ざりたかった

アイデア:アプリ内で人を誘うと、一緒に勉強できる機能をつけるのはどうか。単語をいくつ覚えているかをタイムアタックするなど

 
 
PM2:37
  1. バイトが終わってバスを待っている
  2. バス停
  3. 周りに2人ほどバス待ちの人がいる
  4. 仕事終わって若干疲れているけど、勉強しないとなぁとちょっと憂鬱
  5. バスのなかで道具を出して勉強を始めるのは億劫。復習が残っているので、少しでも隙間時間を使いたい。だが人が多かったので立たないといけなかった
アイデア:バスでも手軽に復習を実践できるように、片手で操作できるように画面をデザインするとよさそうだ。
 
 
15:37
  1. 図書館でアプリを使って勉強中
  2. 図書館
  3. 周りに人はいないが、受け付けにスタッフさんがいる
  4. 頭が疲れた、若干暑い。復習はそこそこスムーズに進んでいる。音楽聞きたい
  5. 習が遅れているので記憶が薄れていてスムーズでない部分がある。同じ刺激ばかりだと他の刺激が欲しくなって音楽を聞きたくなる

アイデア:復習をため込まないようにモチベーションを上げる機能がほしい。アプリを開くとロードしている間に、好奇心を刺激する雑学が1つ表示されるとか。

【獲得経験値】

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