- スーパーなどに行くと、買う予定のないものを買って出費してしまう
- ダイエットをしているのにお菓子などを買ってしまう
今回は、買い物メモをきちんと作ってから出かけるだけで無駄な買い物が少なくなるぜ~というお話です。
買い物メモを作っておくだけで余計な買い物がなくなる
僕が一人暮らししていた時には、仕事帰りにご飯を買おうとふらっとスーパーに立ち寄っていました。しかし、スーパーに入ると、パンのいい匂いやお惣菜の匂いにつられて必要以上に食べ物やお菓子を買ってしまうんですよね。その結果、結構食生活が荒れていたものです。
僕のような意志力があまり強くない人におすすめの習慣は買い物メモを作ることです。
実際に、バージニア大学とハーバード大学の研究によると、買い物リストを作るだけによって誘惑に強くなるということがわかっています。
介入
スーパーに来たお客さんに無作為に声をかけて、「空腹ですか?」と尋ねた上で、「何を買う予定か?」と尋ねた。
その後、以下の実験をそれぞれ行った。
- 実験1:それ以上の介入はせず入店してもらい、何を買うかを観察した
- 実験2:事前に買い物リストを紙に書いてから入店してもらい、何を買うかを観察した
結果
- 実験1においては、「空腹だ」と答えた客の方がアイスやポテトチップスなど予定にはなかった商品を多く買った
- しかし、実験2においては予定外の買い物はほとんどなくなった
考察
つまり、買うものを決めておらず、「何買おっかな~」というテンションでスーパーに出かけてしまうと誘惑に負けやすいということです。
理由としては、事前に買うものを決めておけば、その場で決断する必要がないからです。というのも、疲れている時やお腹が減っている時には決断力が鈍ってしまうからです。ですから、その場で決めてしまうと「お腹が減っているから、カロリーが高いがっつりしたものを食べたい!」という結論に至ってしまいます。
事前に「これを買う!」と決めておけば、決断力が鈍っていようがそもそも選択の必要性がないので、誘惑に負けることが少なくなるのです。
【今日のクエスト】買い物メモを作って出掛けよう
ステップ1:朝に1日の献立を決める
決断力が高い朝の時間帯に、献立と必要な食材を決めておきましょう。
例:
- 今日はお弁当用の鶏ハムのストックを作るために鶏胸肉を2パック、ジャーサラダを作るためにかぼちゃ・ズッキーニ・サラダ菜・トマトを買おう。
- 夕食は鮭とオープンオムレツにするので、鮭と卵とほうれん草とじゃがいもを買っておこう。
攻略ポイント:自分の食事のフォーマットを決めておく
「献立を立てるのが面倒」という人は、自分の食事のフォーマットを決めておくといいでしょう。
例:
- 昼は鶏肉の低温調理とジャーサラダのお弁当
- 夕食は足し算サラダとメインと常備菜
ステップ3:行動のトリガーを作る
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