結局、早く寝ないからお腹が減る
ダイエットのために睡眠を改善するというと、「確かに睡眠は大事だけどダイエットとは関係ないでしょ?」と疑問に思うのではないでしょうか?
睡眠と食欲の関係はオレキシンという物質が解明してくれます
オレキシンの役割は、お腹が減っている時に食事にありつくため集中力を維持することです。ですから、逆に満腹になった時にはオレキシンの分泌がストップし、自然と眠気が襲うようになります
お腹が減っていると集中力が維持でき、満腹になると眠たくなるというのは経験則からもわかることですね。
しかし、遅くまでスマホを触ったりテレビを見たりして、「眠くなっているのに寝ない」というあべこべの行動を取ってしまうとどうなるでしょうか?
眠たくなっているのに眠くならないという行動をとると、オレキシンの分泌がストップするのをやめます。(つまり出続けてしまうわけです。)
オレキシンが出続けるということは、本来の役割である「食事にありつく」という働きを全うしようとするわけです。
これによって、夜遅くにお腹が減り間食をしてしまうという現象が生じてしまいます。
まとめると、
- 夕食を食べて一度満腹になりオレキシンの減少が始まる
- 体は眠くなり始めるがテレビやスマホを見て就寝しないでいる
- オレキシンの減少が止まり、もう一度食事にありつく働きを全うしようとする
- 結果として夜遅くに間食してしまうというわけです
ダイエットを成功させるには睡眠を見直す必要があるということが分かっていただけたでしょうか?
就寝時間の2時間前にはデジタルデバイスから離れ、自分が眠たくなっているサインに気付けるようにしましょう。
睡眠不足だとラーメン1杯分カロリー摂取が増える!?
夜早く寝ないとお腹が空いてしまうだけではなく、慢性的な睡眠不足になってしまいます。
睡眠不足になるとカロリー摂取量が増えてしまうことが分かっています。
ある実験で、8日間人為的に睡眠不足の状態にした人たちと、十分に睡眠をとってもらった人たちを比較したところ、睡眠不足の人達は1日あたり500キロカロリーほど 摂取量が多かったとわかってます。
500kcal と言うとラーメン一杯ぶんぐらいに相当します。睡眠をきちんととっているかいないかで、ラーメンを食べるか食べないかぐらいカロリー摂取量が変わってしまうのですね。
【今日の心トレ】夜食を防ぐために睡眠を見直そう!
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