「ながら食べ」している人は味や量に気づいていないという事実

心理学ダイエット

「一口ごとに箸を置く」などの儀式を取り入れるだけ

儀式を行うことによって、食事の満足度を高め、1日のカロリー摂取を減らすことができます

 

上海大学の研究によると、儀式を取り入れた食事法は、マインドフルネス・イーティングと比べて20%カロリー摂取量が減ることが確認されています。

マインドフルネス・イーティング」とはその名の通り、マインドフルに(感覚に集中して)食事をすることです。食べ物を口に入れたときの舌触り、食感、味などに注意を払うことで、しっかりと満腹感を得ることができるのです。

マインドフルネスも食べる量を減らす一定の効果が認められていますが、儀式にはそれ以上の効果があるということなので、かなりのものと言えるでしょう。

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上海大学で行われた儀式は、

  • 口に入れる前に一口分を半分に切り分ける
  • 切り分けたものを皿の左右対称に並べる
  • スプーンやフォークで皿を3回軽く押す

のような手順で行われました。

そんなんやってられるか!という方はもっとコンパクトな方法でもOKです。「利き手とは違う方の手で食べる」「口に運ぶ前に手で机を3回叩く」みたいなテクニックも効果が認められています。「一口ごとに箸を置く」みたいなものでもいいのではないでしょうか。

 

 

たくさん食べてしまうのに「美味しさ」は関係ない!?

たくさん食べてしまう原因は食事することに集中できていない「ながら食べ」です。

 

なぜなら、ながら食べをしている人は自分がどれだけ食べているか・何を食べているかということに無頓着になってしまうことが分かっているからです。

無自覚の食の恐ろしさについて、映画館で映画を見ながらポップコーンを食べてもらう実験があります。

  • 被験者を2パターンに分け、片方には240グラム入っている容器を渡し、もう片方には120グラム入っている容器を渡す
  • 結果、240グラム入っている容器を渡された被験者のほうが当然多く食べていたのですが、被験者のほとんどはいつもより量が多いことに気づかなかった

つまり、ながら食べをしている人は自分がどれぐらい食べているかに分かっていないということが確認されたわけです。

 

また、同じような実験によると、ポップコーンの味を落としても食べる量はあまり増減しなかったそうです。つまりながら食べをすると美味しさもあまり関係なくなってしまうわけです。せっかくの料理を味わうこともできていません。

 

 

テレビを見ながら食事をする・youtubeを見ながら食事をする・仕事のことについて考えながら食事をする…といった「ながら食べ」をすると、自分が食べている量を把握できず、カロリー摂取が多くなってしまいます。

儀式を取り入れることによって、無自覚に食べている状態から脱出することができます。

 

【今日の心トレ】食事に取り入れる儀式を考えてみよう

 

 

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