【英作文】書くスピードと構文の技巧をアップさせるコツとは?

探究力
この記事はこんな方にオススメ
  • 英作文でなかなかペンが進まない
  • 英語の試験で英作文に時間を取られてタイムオーバーになってしまいがち
  • 中学レベルのシンプルな構文ばかり並んで、解答がダサくなってしまう

今回は、英作文の解答に苦戦したときはテーマを分解してみようぜ~というお話です。

 

「テーマの分解」を意識すると、文章量・書くスピード・構文の技巧がアップした

英作文では難しいテーマで論述しないといけないシーンがあります。

「何度も書き直したりしているうちに試験時間が終わってしまった」という経験はあるでしょう。また、何とか完成させても単純な文法の簡単な分ばかりが並んでしまい、何だか幼稚な文章に見えてしまうこともありますよね。

 

 

そんなとき、英作文の精度を上げるためには作文テーマを小テーマに分解するといいです。

根拠となる研究

2017年の研究によると、英作文で難しいテーマを取り扱う時にはテーマを分解して考えてみるといいと指摘されています。

Just a moment...
介入

被験者に、複雑な作文のテーマを与える。(例:「過去の出来事を学ぶには、著名人より一般人の加工を知るべきか?」といったもの)

その際、被験者を2つのグループに分けて比較。

  1. 作文を書き始める前の事前準備で、より分解した質問をするグループ
  2. 事前準備なしのグループ
ロジ
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グループ1では、「著名人について知るとどんなメリットがあるか?」「別の時代の著名人についてどんなことを知っているか」…といった作文テーマを噛み砕いた小テーマごとに自問してもらいました。

なお、被験者には英作文の作成はパソコンで入力してもらい、以下の3点で評価をする

  1. 作文の文章量
  2. タイプされる時に手が止まる頻度や、修正の頻度
  3. 構文の複雑さや語彙力
ロジ
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つまり、事前準備によって被験者が英作文を書きやすくなっているかをリアルタイムで観察したわけです。

結果
  • 事前準備を行ったグループ1において、より難しい構文を使えていた
  • 事前準備なしのグループ2では、修正やタイプが止まる頻度が多かった

 

 

【今日のクエスト】英作文のテーマを要素ごとに分けて解答を作ろう

実際に英検のテキストや問題集などを参考にテーマの分解を試してみましょう。

今回参考にしたのは英検2級の英作文のテキスト。とても使いやすいので英検を受験される人におすすめです。

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ステップ1:英作文の例題や過去問に1つ取り組んでみよう

自分が持っているテキストを開いて、一緒に解いてみましょう。

 

テキストが手元にない人は以下の例を使って実習してみましょう。↓

例:Todaymanypeopleusecreditcardswhentheybuythings.Doyouthinkthatpeoplewillstopusingcashinthefuture?

今日、多くの人が物を買うときにクレジットカードを使用します。将来、人々は現金を使わなくなると思いますか?

 

ステップ2:テーマを要素ごとに分解してみる

今回の問題で言うのならば、「将来現金を使う人がいなくなるか」というテーマをいきなり考えると難しいです。そこでテーマを要素ごとに分解してみましょう。

  • クレジットカードカードや電子マネーを使うメリットは何か?
  • 逆にデメリットは何か?
  • 現金を持っていて個人的に良かったと思う場面は何か?
  • 現金で不便な点はどこか?どんなときに困るか
  • 将来はどのような支払い方法が取られるか?

 

ステップ3:分解した小テーマに解答する

例:

  • クレジットカードカードや電子マネーを使うメリットは何か?→クレジットカードアプリによってどれぐらいお金を使ったか管理できる
  • 逆にデメリットは何か?→クレジットカードを使うとお金を使いすぎてしまう
  • 現金を持っていて個人的に良かったと思う場面は何か?→現金を持っていればどのような店でも支払いができる
  • 現金で不便な点はどこか?どんなときに困るか?→現金を持ち運ぶ必要がある。お金を数える必要がある
  • 将来はどのような支払い方法が取られるか?→将来は電子マネーの支払いに対応できる店舗が増えそう

このように小テーマに対する解答を用意した上で、自分が表現できそうな英文をチョイスしていくといいでしょう。

 

ステップ4:英作文を組み上げよう

例:

To begin with , credit cards help people to save money. For example, they can use smartphone applications to easily check how much money they have spent with credit cards.

In addition cash is not convenient because counting cash takes too much time. It is faster to pay for things with credit cards.

まず、クレジット カードはお金を節約するのに役立ちます。 例えば、スマートフォンのアプリを使えば、クレジットカードでいくら使ったかを簡単に確認することができます。

また、現金は数えるのに時間がかかりすぎて不便です。 クレジットカードで買い物をしたほうが早いです。

 

攻略ポイント:2つの視点で考えよう

作文を作るときのコツは、2つの視点で議論をすることです。

例えば先の例では、クレジットカードを使う人が増えることで現金を持たない人が増えるかというテーマでした。

この問題の場合、仮に賛成文を書く場合、クレジットカードのメリットと現金を使い続けるデメリットの2点を書くと書きやすいでしょう。

 

 

仮に、「最近では副業が許されている企業が増えているが、副業をする人は将来増えるか?」というテーマなら、労働者の視点と企業の視点という2つの視点で考えてみるといいでしょう。

  1. 労働者の視点:副業をすることによってスキルを伸ばすことができる
  2. 企業の視点:副業を許すことで、社員が他の分野から学びを得てくれる

このように2つの視点で考えるだけでも、文章を組み立てやすくなるでしょう。

【獲得経験値】

コメント

ららららら

あららららら

あああかかかささ

 

popupだよ。

tigerだよ。