- 授業よりも昼休みが苦痛
- やることがなくて机に突っ伏して寝たふりをしている
お一人様の方が学校で最も心苦しいのがお昼の時間かと思います。
そんなときこそ心トレです。退屈な時間をつかって自分育成をしましょう。
ちなみに僕は3DSを持っていってゲームをしていましたが、そんなリスクをとらずとも昼休みの時間をつぶせる心トレメニューを用意してみました。
自然の多い場所を散歩しに行く
オススメは散歩です。周りの目を気にせず、一人の時間を満喫しましょう。
近くに緑が多いなら、自然のなかを歩くことをオススメします。
自然のなかを散歩することで、午後からリフレッシュして授業に取り組めるというメリットもあります。
ミシガン大学の研究を見てみましょう。
- 学生を被験者として集め、認知テストを受けさせる
- 認知テストで脳に負担をかけさせたあと、学生を2つのグループに分ける
- ①50分間自然のなかを歩いてもらう
- ②50分間交通量の多い都市部を歩いてもらう
- 休憩のあと再び認知テストを受けさせたところ、①のグループは②のグループよりも成績が良かった
自然のなかを散歩すると脳の疲労がとれます。これは自然のなかを歩くと脳の「方向性注意」の機能を回復させることができるからです。
「方向性注意」とはたくさんの情報のなかで一つの情報に注意を向けることです。人が多い都会では方向性注意に負担をかけます。
自然のなかに入ればたくさんの情報に飲み込まれることはなくなり、脳がリラックスするのです。
ずっと学校のなかにいると息苦しいかと思います。そんなときは学校から出て、近くの森や公園まで歩いてみてはどうでしょうか?
【心トレ①】自然のなかを散歩しよう
【獲得経験値】
ウォーキングをする
周りになかなか自然や公園がないという場合は、街を歩くだけでもいいです。ウォーキングは科学的にもストレス解消の効果が認められています。
カールスルーエ工科大学の実験では、1回30分~60分の軽いウォーキングを週2回行った学生は、運動をしなかった学生のグループに比べて、ストレスが減って、期末テストの成績も向上したとか。
運動がストレスに効く理由としては、身体と脳のつながりを高めることができるからと言われています。脳と身体は普段から相互にやりとりをしているのですが、身体を動かさないとそのつながりが衰えてしまうのです。
学校では椅子に座っていることが多いと思います。特に僕たちのようなお一人様は休み時間中もお尻から根が生えたように自分の席から立つことがありません。
座っている時間が長いと、認知機能が下がって集中力を保てなくなりますし、健康にも悪いです。昼休憩の際には、できるだけ外を歩くようにしてみてください。
午後からの能力が34%アップ!本当に寝ちゃうのもアリ
昼休みにやることがなさすぎて、机に突っ伏して寝たふりをしているという哀しい方も多いかと思います。
そういう方は本当に昼寝をするのもアリです。昼寝をすることによって午前中に溜まった午前の脳疲労を解消することができるからです。
実際にNASAで行われた研究によると、26分の仮眠をとるだけで仮眠をとらない場合に比べて、午後からの能力が34%改善するとか。
午後の授業にウトウトしてしまうという方は多いと思います。それもそのはずで人間は昼過ぎ頃はもっとも眠気が来る時間帯です。
ウトウトしてしまうのは「マイクロスリープ」といって、脳疲労が蓄積しているサインです。言わば脳が「もう限界ですよ」と警告しているサインなのです。
ウトウトを我慢するよりも寝ちゃったほうがいいのです。授業中に寝るわけにもいかないですから、昼休みに仮眠をとるというのは結構合理的だと思います。
海外ではシエスタとか言って仮眠の文化がある国もありますし、不自然でもないかと思います。
注意点
- 騒がしい場所ではなかなか寝られないと思うので、耳栓などを持っていてもいいかも。
- 寝すぎると夜の睡眠にも影響するので短めに。NASAの研究に習って20分から30分程度がいいでしょう。
【心トレ②】昼寝をして午前中の脳疲労を回復しよう
【獲得経験値】
趣味・創作活動に取り組む
せっかくなら時間をつぶすだけではなく一人の時間を楽しみたいところです。
そこでおすすめなのが趣味を持つことです。特に創作活動を趣味にするのをおすすめします。
なぜなら、創作活動に取り組むことは将来の投資にもなるからです。過去のノーベル賞受賞者を調べた研究では、優秀な研究者ほど多彩な趣味を持っていたと言います。
多彩な刺激を得ている人ほど脳の神経細胞の複雑なつながりが強化され、新たな発想が生まれやすくなるものだと思われます。
絵・音楽・工芸・文筆・動画編集…などなど自分が気になるものを始めてみてください。
iPadやスケッチブックぐらいなら学校に持っていって昼休みに取り組むことができます。人前でやるのが恥ずかしいという方は、紙とペンを持ってアイデアを練る作業をしてみてはどうでしょう。
ちなみに創造性がもっとも発揮されるのはシーンとしている場所よりも、雑音や話し声が聞こえるザワザワしたところです。教室のなかは創作活動には適している場所だと言えます。
あなたのなかにある創作意欲を解放してみてください。
【心トレ④】創作活動に取り組んでみよう
【獲得経験値】
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