獲得型?回避型?自分のやる気スイッチを知っておく

 

この記事はこんな方にオススメ

自分にあったやる気の保ち方を知りたい

子どものやる気を高めたい

部下のやる気を高めたい

 

今回は、タイプ別のやる気の保ち方について解説します。

 

あなたのやる気タイプは獲得型?回避型?

フォーカスを診断

次の質問に以下の基準で答えてください。それぞれのスコアを合計すると診断できるようになっています。

  1. 全く当てはまらない
  2. ほとんど当てはまらない
  3. あまり当てはまらない
  4. どちらともいえない
  5. やや当てはまる
  6. かなり当てはまる
  7. 非常に当てはまる

 

答えてもらうのは、「促進予防焦点尺度」と呼ばれる質問です。自分のタイプを診断することができます。

  1. どうやったら自分の目標や希望を叶えられるかよく想像することがある。※
  2. 私はたいてい悪い出来事を避けることに意識を集中している
  3. 私はたいてい将来自分が成し遂げたいことに意識を集中している※
  4. どうやったら失敗を防ぐことができるかについてよく考える
  5. 自分は自分の理想を最優先し、自分の希望や願いを叶えようと努力するタイプだと思う※
  6. 自分の責任や役割を果たせないのではないかとよく心配になる
  7. 恐れている悪い出来事が自分に降りかかっている様子をよく想像する
  8. 私はたいてい人生において良い成果を上げることに意識を集中している※
  9. 職場・学校での私は 仕事や学業で自分の理想を叶えることを目指している※
  10. どうやったらいい成績が取れるかについてよく考える※
  11. 将来どんな人間になりたいかについてよく考える※
  12. 目標とする成績を取れないのではないかとよく心配になる
  13. こうなったらいいなと願っていることが叶う様子をよく想像する※
  14. 職場での私は仕事での失敗を避けることを目指している
  15. 自分の将来そうなってしまったら嫌だと思う自分像についてよく考える
  16. 私にとっては利益を得ることよりも損失を避けることの方が大事だ

 

質問1・3・5・8・9・10・11・13(※マーク)のスコアが獲得フォーカスのスコア、

質問2・4・6・7・12・14・15・16が回避フォーカスのスコアです。

どちらの合計スコアが多かったかによって自分のフォーカスが分かります。

 

獲得フォーカスのやる気スイッチ

褒めてくれる人を見つける

獲得フォーカスのタイプには、現実的な意見よりも少し大げさぐらいの褒め言葉が効果的です

ですので、自分をよく褒めてくれる人を探したり、自分で自分を褒めてあげましょう。

でも、人の批判を受け入れることも大事だということを忘れないように。

 

ポジティブな結果を想像する

獲得フォーカスの人には、「これを達成したら何が得られるか」というイメージを具体的に持つのが有効です。

例えば、「プログラミングの勉強が辛いな」というときには、「頑張ったら面白いアプリが作れるぞ!」と未来を想像するといいです。

 

アイデアを自由に出す

獲得フォーカスの人は常識に縛られずにアイデアを出すことに長けています

逆にミスを出さないように仕事をするのが向いていません。多少のミスは周りにカバーしてもらいましょう(笑)

 

なんでも迅速に達成する

獲得フォーカスの人はのろのろと仕事をするのが苦手です。ですので、物事がガンガン前に進んでいる感じを演出しましょう

大きな目標であれば小さく細分化して中間目標を作るとやる気を保ちやすいです。

例えば、「受験に合格する」という目標なら、「毎日問題集を2ページ進める」という感じに分けてみましょう。

 

アイデア先行でやる気を燃やせ!

獲得型は斬新なアイデアを出すのが得意です。

ですので、アイデア先行でやる気を持続させましょう

人間はアイデアを思いついたときには「いいこと思いついた!」と快感を得ます。ひらめきの快感を得ている状態はやる気がマックスの状態です。言わばスター状態なのです(笑)

 

僕も常にアイデア先行でやる気を得ています。

例えば、別のカテゴリで元素のキャラクター「ケミロボ」のイラストを描いていますが、

僕は最初から化学に詳しかったわけではありません。実際今も基礎的な内容すら危ういぐらいです(笑)

そんなとき「元素をロボットにして、化学反応を合体みたいにしたら面白いんじゃね?」と思いついてから、化学を勉強する意欲が沸きました。

「自分のアイデアを実現したい!」というエネルギーが、化学の図鑑や本を読む原動力となったのです。

 

獲得型の人はただ頑張ることはできません。先にアイデアを思いついて気持ちよくなってから努力する方が合理的なのです

 

回避フォーカスのやる気スイッチ

現実的に評価してくれる人を見つける

獲得フォーカスの人は、大げさな声かけではなく 真摯な評価をされる方がやる気が沸きます

なぜなら、回避フォーカスの人は自分がきちんとできているか確認したいという気持ちを持っているからです。獲得フォーカスの人に比べて批判的な意見も受け入れやすいです。

ですので、現実的な助言をしてくれる人や、ためらわずに批判してくれる人を大事にしましょう。

 

ネガティブな結果を想像する

「何を得られるか」よりも「何を避けられるか」をはっきりさせると効果的です。

例えば、「しっかり勉強で頑張る癖をつけておかないと、将来何も頑張れない人間になってしまう!」といった感じでやる気を保ちましょう。

「達成すればバラ色の人生が待っているぞ!」などという考え方だとピンときません。

 

アイデアを評価する

回避フォーカスの人は斬新なアイデアを出すのは苦手です。

その分、出されたアイデアを分析して評価することに長けています

もともと思慮深く慎重な考え方をする人たちなので、「こういうリスクがあるんじゃないか?」とよく気づいてくれます。

 

何でも慎重に進める

焦らずじっくりと仕事に取り組める環境を作ることが大事です

時間がない中でミスが多発するような環境だと仕事に取り組むことができません。

 

ネガティブ思考を使いこなせ

回避フォーカスの人は基本的にネガティブで悲観主義者ですが、それは悪いことではありません。

「最悪の結果にならないように頑張らないと!」というやる気の出し方の方が効果的なのです。

 

「もっとポジティブになろうよ!」という暑苦しい意見は無視して、ネガティブ思考をエネルギーに変えていきましょう。

 

やる気を保ちたいときには考えられる限りの「失敗パターン」を見つけておくといいです。

想定した失敗パターンのすべてに対策を考えておけば、安心して取り組むことができます。

 

他人を動かす!やる気のスイッチは心の鍵

獲得フォーカス、回避フォーカスは他人を動かすときにも有効です。

 

ある研究↓では、その人のフォーカスに合った指示を出すことでやる気をアップさせることができると分かっています。

 

根拠となる研究

ドイツのサッカーの リージョナルリーグの選手たちを対象にした実験。

選手たちに「ペナルティキックの練習をしてもらう」と告げる。ペナルティキックをする前にコーチが各選手たちに 指示を与えるとき、2つのパターンに分ける

  1. ペナルティキックを5回蹴ってもらう。君が目指すのは大抵3回の成功だ
  2. ペナルティキックを5回蹴ってもらう。君の責任は2回以上失敗しないことだ

その結果、獲得フォーカスの選手たちは1の指示の方が成功率が高く回避フォーカスの選手たちは2の指示の方が 成功率が高まり成功率は2倍にもなった

 

普段のちょっとした声かけでも相手がどちらのタイプを持っているかで使い分けると効果的です。

例えば、勉強するのが面倒くさい子どもに対して、獲得フォーカスの子なら「勉強できる子になれば女の子からモテるよ!」と言うのが効果的ですし、

回避フォーカスなら「勉強しないと将来貧乏になっちゃうよ」と言うのが効果的です。

 

【今日のクエスト】自分のフォーカスに合った仕事術を実践しよう

獲得フォーカスのやる気スイッチは、

  1. 褒めてくれる人を見つける
  2. ポジティブな結果を想像する
  3. アイデアを自由に出す
  4. なんでも迅速に達成する

 

回避フォーカスのやる気スイッチは、

  1. 現実的に評価してくれる人を見つける
  2. ネガティブな結果を想像する
  3. アイデアを評価する
  4. じっくり慎重に取り組む

【獲得経験値】

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