知能は関係なし?カリスマ性は「○○力」で決まる【クイーンズランド大学の研究】

陰キャのためのメンタルアップコース

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 人間関係で優位に振る舞いたい
  • 人からなめられたりいじめの対象になりたくない

今回は人間関係の中でカリスマ性が高いとみなされるためのトレーニングをしていきます。

 

カリスマ性とは?

カリスマとは「どっしり」かつ「ゆったり」している人

カリスマ性とは簡単に言うとその人の魅力や影響力のことです。カリスマ性が高い人というのは「この人といると安心する」「この人はリーダーシップがある」と周りから評価される人のことです。決して独善的なリーダータイプというわけではないのでご注意を。

 

カリスマ性が高い人は舐められないので嫌がらせのターゲットになりにくいです。

 

カリスマ性は鍛えられる!?

カリスマ性は後天的に鍛えることができます。今回はカリスマ性を構成する要素の1つである「即答力」を鍛えていきましょう。

 

根拠となる研究

実際に、オーストラリアのクイーンズランド大学の研究によると、返答スピードが速い人の方がカリスマ性が高いと評価されるぜ~ということが分かっています。

介入

約200名の被験者に対して、知能テスト・性格テスト・その人のカリスマ性の高さなどを評価。

その後、ヘッドフォンから流れてくる一般常識を問う質問に対してできるだけ早く即答してもらうといった課題を行わせた。

結果
  1. 返答速度が早い人の方がカリスマ性が高いと評価される傾向にあった
  2. また、知能テストの結果とカリスマ性には関連がみられなかった

つまり、カリスマ性というのは 先天的に決まる知能に影響されずトレーニングで鍛えることができる可能性があるのです。

 

即答力を鍛えるトレーニング

カリスマ性を発揮するには普段の会話からあらゆる質問に対して即答する必要があります。

 

ただ、「自分はあまり頭の回転が速い方ではないから即答することに自信がない」と思われた方もいるかもしれません。頭の回転が速くなくても日常で聞かれそうな質問に対して答えを用意しておけば即答することができます。

 

会話メモを残す

僕がおすすめする習慣は会話メモを残すことです。その日に話した業務上での会話でも雑談でも構いません。

 

「どういったことを聞かれて自分がどういう風に答えたか」というメモをしておきましょう。

 

メモを残すことによってよく雑談の中で出てくる質問を整理することができるからです。一度聞かれた質問には答えを用意する習慣をつけておけば次に同じような事を聞かれた時には即答することができます。

例えば、仕事のなかで「だいちゃん君はパソコンとかバリバリできる?」みたいな感じでフランクに話しかけられたとします。普通だったら「…う~ん、バリバリというほどではないですけど基本操作はできますかね」みたいなことを答えると思います。

この会話に関して、「カリスマ性が高い人なら何と答えるか」という視点でメモを取りながら振り返ってみましょう。

 

例えば、「パソコンは勉強中ですが、趣でイラストを描きたいのでソフトを使えるようになれればなあと思っています」という感じで自分の情報を開示するといいでしょう。さらに相手に対して「~さんは得意な方ですか?」と聞き返したり、「家電とか詳しいですか?」「新しいものとかが結構好きですか?」という風に会話を広げられればバッチリ。

 

このように会話メモを残していけば、「こう話しかけられたらこう返す」というデータベースが溜まっていきます。次第に即答力を発揮できるでしょう。

特に、僕のような内向的な人間は急に話しかけられても答えることができなかったりするので普段から準備と反省が必要なのです。

 

吹き出しのノート術で常に答えを作っておけ

即答トレーニングの二つ目は吹き出しノートの実践です。

 

吹き出しノートとはノートの表と裏を使って 単語帳のように勉強する方法です。僕が実践している読書ノートの取り方なのですが即答トレーニングにも応用することができます。

まず、ノートの右側のページに普段の会話で聞かれそうなことをメモします

例えば、「だいちゃんくんの仕事のやりがいは?」と聞かれた時を想定してこのようなメモ↓を書きました。

 

それに対する回答はめくった先の左側のページに書きます。こんな感じ↓

僕だったら、

  1. 知識とアイデアを形にするのが楽しい
  2. 自分と同じ豆腐メンタルの人を救いたい
  3. 楽しく苦しむをテーマに様々な神トレを紹介したい

と言った3つを書いてみました。このようにノートの表と裏を使えば自分のノートや手帳を単語帳のように使うことができます。

 

吹き出しノートを作るときには、日常のシチュエーションを想像しながら「こんなことを聞かれたらこう答えよう」と考えていくことがおすすめです。

想定する会話は本当に些細なことでいいのです。例えば、僕の部屋には運動器具が置いてありますが、大抵部屋に入ってきた知り合いには「何で運動器具が置いてあるの?」と聞かれます。その時には 「軽い運動をすると脳がよく働くようになるからだよ」というアンサーを用意しています。

 

「自分がよく聞かれることって何かな?」「雑談でよく挙がる会話って何かな?」と考えてみましょう。

 

キャッチコピーでバシッと答える

三つ目の即答トレーニングはキャッチコピーを作る練習です。返答スピードが速いだけでなく、わかりやすくバチッと一言で伝えられるようになると相手に「おっ!」と思わせることができます。

 

例えば、先ほどの「なんで部屋に運動器具が置いてあるの?」と聞かれた時の場合を考えてみます。

「軽い運動をすると脳が働きやすくなるからだよ」と即答するのでも悪くはありませんが、もう少しひねった回答を用意してみます。

そこで「頭を動かすためだよ」というキャッチコピーを付けてみます。部屋のなかに運動器具がある理由を聞いたのに、体ではなく「頭を動かすため」と答えられれば相手は「?」が浮かびます。

 

そこでさらに「実は息が上がる程度の軽い運動をすると脳に酸素が行きやすくなって頭の回転が良くなるんだよ。つまり体を動かすためというより頭を動かすために置いているんだよ」と答えるとなかなかかっこいいでしょう。

 

【今日のクエスト】即答力を鍛えるトレーニングをしよう

よく聞かれる質問に即答できるように準備していきましょう。

【獲得経験値】

☑️「自分がよく聞かれることって何だろう?」と考えて、ノートにアンサーをメモした

☑️雑談をしたらその日の終わりにノートにメモするという習慣を始めた

コメント