- 自分はストレスフリーに生きたいんだ!えっ?間違ってる?
- 仕事だけで燃え尽きてしまって趣味で充実できていない
- やり慣れたことしかやっておらず新しい挑戦をしていない
今回はより充実した人生を送るためにはリスクを取ることが大切だぜ~というお話です。
日常に「リスク」を取り入れよう!
人生を豊かにするにはリスクをとることが大事です。ここで言う「リスク」とは自分が心地いいと感じるところから出て新しい挑戦をすることです。
例えば、「毎日仕事に没頭しています」という人でも毎日同じ仕事をしているだけでは、意外と新しい挑戦をしていないもの。自分がすでに身につけていることを繰り返すだけでなく、「難しいな」「苦痛だな」と思えるようなものを取り入れる必要があるのです。実際に、ある研究ではストレスがまったくない人は適度にストレスがある人よりも幸福度が低いという結果が示されています。
スタンフォード大学の「リスクメーター」を活用しよう
リスクを取ろうと言っても、いきなり「自分のビジネスを起業しろ」とか「エベレストの登頂を目指せ」といった難しいことは言いません。
代わりに、「自分の生活に欠けているリスクは何か?」と考えてみましょう。スタンフォード大学のティナ・シーリグさんが提案する「リスクメーター」という考え方を参考にしてみます。
- 社交リスク:新しい人と交流しているか、人前に出る機会があるか
- 知的リスク:難しい概念を学んだり新しいスキルの獲得のために勉強しているか
- 身体的リスク:体を動かして自分を追い込んでいるか 新しい運動法を試しているか
- 経済リスク:自己投資のためにお金を使っているか 他人のためにお金を使っているか
- 感情リスク:緊張やプレッシャーを伴うことに挑戦しているか
まずは5種類の「リスクのうち自分がとれていないリスクは何かな?」と考えてみます。それが分かったら「このリスクをとるためにどんなことに取り組んだらいいかな?」と考えてみましょう。
例えば…
- いつも机に向かって研究に没頭する仕事をしている人→「社交リスクがとれていないな」→仕事の合間に意識的に人と話す機会を増やしてみよう
- 頻繁に体を動かす肉体労働をしている人→「知的リスクがとれていないな」→プライベートでは新しい知識の獲得のため 勉強しよう
- 締め切りに追われていつもメンタル的にピリピリしている人→「感情リスクはとれているけど身体的リスクがとれてないな」→休日の日に思いっきり体を動かす
自分のメンタル、頭脳、体にバランス良く負荷をかけていきましょう。
「ワークライフインテグレーション」を目指せ
「仕事でこき使われて、休日はダラダラ過ごすだけになっている」という方は、ワークライフインテグレーションを目指しましょう。
「ワークライフインテグレーション」とは仕事と生活の相互作用のこと。
ようするに、仕事で得たものが生活において活かされたり、逆に生活や趣味で得たものが仕事に還元されたり…といった作用のことです。
例えば、趣味でイラストを書いている人ならイラストを書くことを通して培った観察力やデザインの能力が仕事においても発揮されるかもしれません。仕事だけに没頭するのもいいですが、多角的に自分の能力を伸ばしていく方が自己成長につながるのです。
「仕事と生活でメリハリをつける」という言葉は誤解を生みがちです。多くの人は「仕事で没頭して 休みの日はダラダラする」という考え方をします。しかし、それでは仕事で消耗して休日に回復するを送り返すだけ。言わばプラスマイナスゼロの状態です。
そこで「仕事は仕事で自分を成長させて、プライベートでは仕事で得られない刺激を得る」という発想に切り替えるとどうでしょう。
仕事でも生活でも自己成長をすることができるので プラス×プラスになるのです。僕個人の考え方になりますが、僕は仕事は人生においての「スパイス」に過ぎないと思っています。
では、メインディッシュは何か?それは自分の価値観です。
例えば、「自分は知識の獲得が生きがいだ!」という方なら、人生においては「学び」がメインディッシュになるでしょう。その場合、仕事は新しい学びを得るための1つの手段であって、会社のために尽くすこと自体が目的になってはいけないのです。
【今日のクエスト】自分がとれていないリスクについて考えよう
- 社交リスク・感情リスク・身体的リスク・経済リスク・知的リスクの5つのうち、自分が一番とれていないリスクを1つピックアップしてみましょう。
- ピックアップしたリスクをとるための戦略を3つだけ考えてみましょう。
【獲得経験値】
✓リスクをとる戦略を3つ考えた(例:「社交リスクをとるために自分が普段会話をしない会社の人に話しかけてみよう」など)
✓考えた戦略を1つでも試した
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