- 子どもがやっていることについつい口を挟んでしまう
- 自立した子どもに育ってほしい
今回は子どもに対して何でもアドバイスしない方が成長につながるぞ~というお話です。
アドバイスをグッとこらえる
着替え、お手伝い、習いごと、学校の宿題の計画…などなど、子どものが何かの課題に取り組んでいるときは、口を出さずに見守ってあげることが大事です。
なぜなら、親にアドバイスされると「あなたひとりじゃどうせできないでしょ?」と言われている気がして、やる気を失くしてしまうからです。
実際、テネシー州にあるヴァンダービルト大学の研究者たちによると、子供がパターン認識の解き方を説明しているとき、母親が手を貸したり批判したりせず 耳を傾けてあげることでその後子どもの問題解決能力が著しくアップすることが分かっています。
例えば、子どもがこんな絵を描いて見せてくれたとしましょう。
「指は5本の方がいいんじゃない?」とか「足の長さが左右で違うよ」とツッコミたい気持ちはグッとこらえ、耳を傾けることに徹します。「どんなところを想像したの?」などと問いかけて子どもに作品をプレゼンさせてあげるといいでしょう。
自由に表現させることで、のちのち絵のセンスや物を見る感性が育ってくることでしょう。
【今日のクエスト】アドバイスをグッとこらえて子どもの話を聞こう
ステップ1:子どもとコミュニケーションをとろう
まずは子どもと接触しましょう。子どもに何らかの課題を与えるような機会を用意するといいでしょう。子どもの話を聴くトレーニングに適しているのは以下のような場面です。
- 自分で服を着ようとしているとき
- ズボンの紐をちょうちょ結びするとき
- 一緒に本を読んでいるとき
- 自由に絵を書いているとき
- 宿題に取り組んでいるとき
ステップ2:アドバイスはせず話を聞こう
例えば、ズボンの紐をちょうちょ結びするとき。子どもは自分の力でやりたいと思うものです。
親からするともどかしいですが、一度やらせたことがあるならアドバイスはぐっとこらえましょう。
「最初は何をつくるんだっけ?」とヒントを小出しする程度にするといいでしょう。後は心のなかで「頑張れ…思い出せ…!」と祈ってあげましょう(笑)
攻略ポイント:時間的な制限には広い心で。
この心トレの難関ポイントは時間的な制限でしょう。
例えば、朝の急いでいる時間にいつまでも子どものつたない「ちょうちょ結び」を待ってあげるわけにはいきませんよね。
ですので、最初は子どもにやらせてみてできなそうならヒントを上げるといいでしょう。それでもできなければ「今日はわっかを作って紐をぐるっとするところまではできたね!」と途中経過を褒めて、残りはやってあげましょう。
最後までできなくても成長できた感を与えて上げるためです。
【獲得経験値】
コメント