- 人生の記録として日記を始めてみたいけど毎日続ける自信がない
- 感謝精神を育みたい
今回は、感謝の日記をつけることで幸福度がアップできるぜ~というお話です。
週1の感謝で幸福度がアップする
日記を始めたい人におすすめのテーマは、感謝の日記です。
カリフォルニア大学の研究では、感謝の日記をつけることによって幸福度が上がったぜ~という結果が示唆されています。
実験の介入
被験者に10週間の間、週1回の頻度で日記をつけてもらう。日記のテーマに関して、被験者を三つのグループに分けて比較。
- その日に感謝したことについて書くグループ
- その日に起こった面倒だったことについて書くグループ
- その週に自分に影響を与えた出来事について書くグループ
実験の結果
感謝の日記をつけたグループ1は、他のグループと比べ、有意に幸福度が上昇した
実験の考察
周りの人や出来事に感謝することによって、「今の自分は恵まれているなぁ」と自覚し幸福度がアップするのだと考えられます。また、「せっかく恵まれている今の環境を有意義に使おう!」という前向きな意識にもつながり、より生産的な毎日を送っていくこともできるでしょう。
ちなみに、嬉しいことに感謝の日記は毎日つけるよりも週1ぐらいがちょうどいいです。
というのも、別の研究では感謝の日記の実践を週1回と週3回で比較したところ、意外にも週1回の方が幸福度の上昇が高かったからです。
理由として考えられるのは「慣れ」です。たまに感謝するからこそ、心から「ありがたい」と思えるのです。逆に「毎日何かに感謝しなくては…」と決めると、それ自体が作業になってしまい「ありがたいなぁ」という気持ちが薄らいでしまうと考えられます。日記というと、「毎日続けなければならない」と思いがちですが、思い立ったら書くというスタイルでも構わないのです。「書かなければ!」と気負わず気が向いた時に実践してみましょう。
【今日のクエスト】今日起こった感謝の出来事を1つ日記に書こう
ステップ1:日記帳や手帳、その辺のメモ、付箋などを用意する
がっつり日記を書くための日記帳用意してもいいですが、思い立った時にサッと書ける付箋や手帳などを活用しても問題ないと思います。
ステップ2:今日1日の中で感謝した出来事を思い浮かべて記録しよう
例えば…
- 「今日も美味しい夕食が食べられた。作ってくれる奥さんに感謝だなぁ」
- 「親に学校まで送ってもらった。毎日ありがたいなぁ」
- 「今日はいつもよりバスの中でクーラーが効いていて快適だった。気が利く運転士さんでありがたい」
…といった日常的な出来事で構いません。
【ステップ3】日記帳の裏表紙にテーマとして追加しよう
日記帳の裏表紙に日記のテーマをリストアップしておくと、何を書くか迷った時にすぐ見直すことができます。「感謝」というテーマを追加しておきましょう。 また、感謝の日記は週1ぐらいが一番効果があるとのことなので、何曜日に実践するかも決めておきましょう。
【獲得経験値】
☑️今日感謝したことを1つ日記に書き残した
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