今回は感謝の気持ちを養いたい人に向けた内容です。
- 「毎日同じことの繰り返しだな…」と感じ、なんとなく気分が沈みやすい
- 日常のストレスによって、嫌なことばっかり考えてしまう
- 日記を習慣にしてみたいのだが、「毎日書かないといけない」という義務感で疲れやすい
実は、感謝の日記をつけることで幸福度がアップし、体調まで良くなるらしいです。もちろん綺麗事ではなく、科学的根拠に基づく情報として解説します。
週1の感謝で幸福度がアップする
2003年にカリフォルニア大学などの研究者が発表した論文によると、感謝の日記をつけることで幸福度が高まり、体の不調まで改善するようです。

内容
被験者に10週間、週1回の頻度で日記をつけてもらう。日記のテーマに関して、被験者を三つのグループに分けて比較。
- その日に感謝したことについて書くグループ
- その日に起こった面倒だったことについて書くグループ
- その週に自分に影響を与えた出来事について書くグループ
結果
- 感謝の日記をつけたグループは、他のグループと比べ、幸福度が上昇した。
- 具体的には以下の傾向が見られた。
- 人生全体への満足感が高い
- 将来への楽観性が高い
- ポジティブ感情が増加
- 運動量が増えた
- 身体的不調が少なかった
結論
- 週1回、感謝の日記をつけることで、人生に対する満足度やポジティブな気持ちが増える
- 運動量まで増え、体の不調が少なくなる
考察
感謝の日記が有効な理由は、周りの人や出来事に感謝することによって、「今の自分は恵まれているな」と自覚し、幸福度がアップするからだと考えられます。また、「せっかく恵まれている今の環境を有意義に使おう!」という前向きな意識にもつながり、より生産的な毎日を送っていくこともできるでしょう。
ちなみに、嬉しいことに感謝の日記は毎日つけるよりも週1回がちょうどいいです。
実際、別の研究では感謝の日記の実践を週1回と週3回で比較したところ、意外にも週1回の方が幸福度の上昇が大きかったからです。理由として考えられるのは「慣れ」です。たまに感謝するからこそ、心から「ありがたい」と思えるのです。逆に「毎日何かに感謝しなくては…」と決めると、それ自体が作業になってしまい「ありがたいな」という気持ちが薄らいでしまうと考えられます。日記というと、「毎日続けなければならない」と思いがちですが、思い立ったときに書くというスタイルでも構わないのです。「書かなければ!」と気負わず気が向いた時に実践してみましょう。
【実践】今日起こった感謝の出来事を1つ日記に書こう!
実践手順
- 日記帳や手帳、紙などを用意しよう
- 「感謝の日記の曜日」を設定しよう
- その曜日にアラームを設定しよう
- (その曜日にアラームが鳴ったら)今日1日の中で感謝した出来事を思い浮かべて記録しよう
- 思いつかない場合、「嬉しかったこと・助けられたこと・恵まれていること・ラッキーだったこと」などを考えてみよう
例:
- 「今日も美味しい夕食が食べられた。作ってくれる奥さんに感謝だなぁ」
- 「親に学校まで送ってもらった。毎日ありがたいなぁ」
- 「今日はいつもよりバスの中でクーラーが効いていて快適だった。気が利く運転士さんでありがたい」
習慣化の例
- 夜にスマホの充電器を挿したら → 今日感謝したことを1つメモする
- 夜寝る前にスマホを見そうになったら → 代わりに日記帳を開いて、今日恵まれていると感じたことを1つ書く
- 感謝の日記の曜日にアラームが鳴ったら → 今日誰かに助けられたことを1つ書く
まとめ
- 感謝を書くことで、ポジティブ感情や人生の満足感が増えやすい
- 毎日無理に書く必要はなく、週1回程度でも効果が期待できる
感謝の日記を書くことで、人生への満足度やポジティブな感情が高まりやすくなるようです。「ありがたいな」と感じた出来事を1つ書くだけでも構わないので、まずは気軽に実践してみましょう。
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