先延ばししない「計画上手」はココが違う!

意思力

 

この記事はこんな方にオススメ
  • 計画を詰め込んだ挙げ句、先延ばししてしまう
  • 計画を立てても最後までやり通せたことがなく、いつも落ち込んでしまう
  • 無理なく予定を組める「計画上手」になりたい

 

「キツキツに計画→先延ばし→挫折」の悪循環を断ち切ろう!

今回は、先延ばしを改善するには時間感覚を正しく持つことが重要だぜ~というお話です。

 

 

根拠となる研究

名古屋大学の研究では、先延ばししがちな人は必要な時間を短く見積もってしまう傾向があるとされています。

課題遂行時間の見積もりと先延ばし行動および先延ばし意識との関係 | CiNii Research
type:text

 

理由としては、所要時間を正しく見積もることができなければ時間をうまく使うことができないからでしょう。

例えば、勉強をするときに「問題集を30分でやって単語帳も30分やろう」と計画したとします。

しかし、問題集だけで1時間かかってしまった場合、単語帳は先延ばしすることになります。先延ばしすればその先の計画も狂ってしまいます。「これぐらいできるだろう」と過信して計画をキツキツに組んでしまうと計画倒れになり、挫折してしまうことは明白です。

 

【今日のクエスト】スケジュール張には「予定」だけでなく「実際」も書き込む

そもそも最初の先延ばしをしなくて済むように所要時間を正しく把握する訓練をしましょう。具体的には、スケジュール張で自分が何にどれぐらいかかっているかを日頃からメモするのがオススメです。

 

やり方は簡単。

  1. スケジュール張の見開き左側に予定を書く
  2. スケジュール張の右側に、実際は何をどれぐらいの時間でやったか記録する
  3. 予定と実際のギャップがあるところを振り替える

↑完成イメージはこんな感じ。スケジュール張の見開きをうまく活用しましょう。

 

ステップ1:スケジュール張の見開き左側に予定を書く

例:

  • 16:00~ 暗記カードで復習
  • 17:00~ ブログを1本執筆
  • 18:00~ 運動・夕食
  • 19:30~ イラストの勉強 
  • 20:00~ 2冊本を読む
  • 21:30~ 風呂
  • 22:00~ 日記・瞑想15分
  • 23:00~ 就寝

ステップ2:スケジュール張の右側に、実際は何をどれぐらいの時間でやったか記録する

例:

  • 16:00~ 暗記カードで復習
  • 17:00~ ブログを1本執筆
  • 18:00~ 運動・夕食
  • 19:30~ イラストの勉強 
  • 20:30~ 1冊本を読んだ
  • 21:30~ 風呂
  • 22:00~ 日記・メモの整理瞑想5分
  • 23:00~ 就寝

 

ステップ3:予定と実際のギャップがあるところを振り替える

自分の見積もりがあまかったところに赤線を引くなどして目立たせておきましょう。同時に、スケジュール張の余白などを使って対策を書き込んでおくとGood。

例:

  • イラストの勉強を30分で予定したがノリに乗って1時間かけた
  • 1時間半で2冊ぐらいの本を読めると思ったが、1時間で1冊が限度だったのでちょっと無理があるかも
  • 寝る前にメモの整理を始めると時間がかかって瞑想の時間が十分にとれなかった。メモの整理は朝起きてからやろうか

 

予定と実際の行動を見比べることで、自分が何にどれぐらいの時間がかかるのかが分かってきます。どんどん計画を立てるのが上手くなって、先延ばしも減ってくるでしょう。

【獲得経験値】

 

コメント