「教科書を繰り返し読む」という勉強をしている方も多いかもしれませんが、記憶方法としては非効率です。
記憶を促すためには何かを読むのではなく、何もないところから思い出す想起学習が必要です。
例えば、問題集を解いたり教科書を閉じて覚えた内容を話してみるのも有効ですね。今回は様々な想起学習の方法をご紹介します。
単語カードは必要?
教科書を見て覚えた気になるのではなく、記憶しているかテストする必要があります。代表的な想起学習の方法は単語カードですね。
しかし、そもそも単語カードが有効かというと、勉強する内容によります。
受験や資格の勉強なら、単語カードはそこまで必要ないと思います。
なぜなら問題集や過去問があるからです。わざわざテストするツールを作らなくても問題集や一問一答集を使ったほうが効率がいいこともあります。
「大学の抗議の内容を覚えたい」「本の内容を覚えたい」などアウトプットのテキストがない場合は、自分でテストするツールとして単語カードは有効です
暗記科目→デジタルのカードを使うべし
僕が一番おすすめするアウトプットの手段はAnkiDroidという単語カードのアプリです。 AnkiDroid Flashcards→Androidの方、
紙のカードではなく、デジタルの単語カードにするところにポイントがあります。
デジタルの場合、音声入力が使えるからです。手書きするよりも効率的ですし、記憶の定着も促してくれます。
声を出すのが恥ずかしいと言う場合は、単語カードでも構いませんが、キレイに書こうとせずシンプルにまとめるのがコツです。(あくまで記憶が目的のツールですから)
数学・物理→書いて書いて書きまくる筋肉記憶
数学や物理などの解放を覚えるときは、なぐり書き記憶法がおすすめです。
問題を見て、その解放を適当な紙になぐりがきします。これにより筋肉記憶を促すことができます。
筋肉記憶とは言わば手に覚えさせる感じです。よく数学の解を書いているときに頭で考えるより先に手が動いている感覚を感じることがありませんか?
あれは反復して書いているうちに筋肉記憶が活躍しているからです。
論述・物理・数学は手数と手順を覚える
論述や計算などの長めの解放を覚えるときには、クイズ王の伊沢拓司さんの勉強法大全という本でいうマクロ記憶を使うと便利です。
勉強法大全では、キーワードを覚えるのがミクロ記憶、論述や長い解法を覚えるのがマクロ記憶と呼ばれています。
マクロ記憶のコツは手順と手数を覚えるです。
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