【心トレアイテム】スタンディングデスク
行動力を高め、忍耐力がぐーんと上がる。
優柔不断&行動力がないをズバッと解消
- 優柔不断で決めるのが苦手…
- 取りかかるのが億劫になって先延ばしばかり…
そんな悩みを科学的に解決していきましょう。ズバリ立っていればいいのです。
いつも椅子に座っている、ベッドでゴロゴロしているという方はできるだけ立つ時間を増やしていきましょう。座っているときよりも立っているときのほうが決断力や行動力が上がるからです。
ミズーリ大学の研究者らの研究を見てみましょう。
- 大学生を被験者として集めて意思決定をさせる実験。その際被験者を2つに分ける
- ①座っている状態で決断を下してもらう
- ②立ったままの状態で決断を下してもらう
- 結果、②の立ったままのグループのほうが決断にかかる時間が34%早かった
椅子に座っていると動くのが面倒になってダラダラと先延ばししてしまいがちですが、立った姿勢だと素早く決断して行動に移すことができます。
家のなかでも座りながら勉強すると、「あの問題集もやろうかな、でもカバンのなかで取りに行くの面倒くさいなぁ」となって先延ばししてしまいますよね。
立ったまま勉強すれば作業を効率的にさばくことができるようになります。
また、立った状態では血流の循環もよくなるので脳に血液が回るようになり、眠くならず集中力を保つことができます。
座っている時間が長いと寿命は短くなる
座っている時間がないとメンタルだけでなく、健康面にも悪影響があります。
シドニー大学の研究では、1日に座っている時間が4時間未満の人に比べて、8~11時間未満の人は死亡リスクが15%、11時間以上の人になると40%も上がってしまうそうです。
学校は6時間~7時間以上の授業があり、体育などを覗いたほとんどの科目は座ったままです。学校で過ごす時間だけでも1日に5時間程度にはなっているのではないでしょうか。
特に僕のようなお一人様は自分の席以外に居場所がないので、座っている時間が長いです。(泣)
学校という神経をすり減らすところで、寿命まですり減らしているとなると不登校になっている人たちの気持ちも分かりますな。
授業中にひとりだけスタンディングデスクを用意してもらうわけにもいきませんから、休み時間は極力席を立って歩くようにしましょう。
世界一座っている国日本
シドニー大学の調査によると、日本人は1日のうち平均7時間座って過ごしているそうです。世界の中央値である5時間と比べて2時間も長く、サウジアラビアと並んで世界一の長さだとか。
まったく、日本は不名誉なランキングにばかり入っている印象です。
超実践!快適なスタンディングデスク
家にあるデスクを即席スタンディングデスクに!座って立ってを繰り返せ!
スタンディングデスクはいいと思うけど、高くて買えないという方にオススメするのは昇降式テーブルです。今家にある普通のデスクをスタンディングデスクに拡張することができます。昇降式テーブル
昇降式テーブルは今使っている学習机の上に置いて立ったままでも作業ができる高さにすることができます。昇降式なので自分の身長に調節できます。立っているのが疲れたらテーブルを下げて、椅子に座って作業するという形にもできます。
アパートで一人暮らしの予定がある方にも昇降式テーブルはオススメできます。普通のデスクやスタンディングデスクを運び入れるのは大変ですが、昇降式テーブルだけなら簡単です。
オプションとしてもともと学習机が置いてあるアパートを選べば、その上に昇降式テーブルを置いて即スタンディングデスクとして使えます。
立ちすぎるのも逆効果!立ち仕事の人は心筋梗塞・脳梗塞に注意
先程座っている時間が長いと寿命が縮まるという話をしましたが、逆に立ち仕事が多すぎるのも健康に悪いです。
というのも長時間の立ち仕事をすると下肢静脈瘤という症状が出てしまうからです。
下肢静脈瘤とは下半身の血管にぷっくりとコブができてしまう症状です。下肢静脈瘤になると足がむくみやすくなったり、つりやすくなったり、皮膚が変色してしまったりします。
また、コブができた場所には血液が滞留するようになり血栓をつくりやすくします。血栓が心臓の血管に飛ぶと心筋梗塞に、脳の血管に飛ぶと脳梗塞になりやすくなります。
また、立ちっぱなしだと腰痛の症状も出てきて集中力が乱されてしまいます。
総合的に考えると、立ったり座ったりを繰り返すスタイルが1番合理的なのです。その点から見ても昇降式テーブルは非常にオススメできます
スタンディングテーブルの正しい立ち方
いつも座っている方がスタンディングテーブルをつかうとはじめのうちは足が疲れてしまうと思います。
足が疲れにくくするためには、じっと立っておくのではなく左右にゆっくり揺れるようにするといいです。
僕たちの体は左右対称にはできていません。臓器が片方に偏っているからです。ですから立っているとどちらかの方へ体を傾けたくなります。
左右にユラユラ揺れることで片方に重心がかかってしまうのを防ぐことができます。と言ってもパソコンが打ちづらくなるほど激しく揺れたら意味がありませんから、ほんの少しユラユラ揺れる感じでOKです。
ユラユラ揺れるのを意識すると驚くほど足への負担が軽減されて、スタンディングテーブルでも問題なく仕事ができるようになります。
肩甲骨周りの筋肉をほぐす運動をしよう
作業をするときに一番気をつけなければいけないことは猫背になり、姿勢が悪くなってしまうことです。
姿勢が悪くなるとパフォーマンスも下がり、披露を感じやすくなります。
なぜなら、末梢神経からの伝達がうまくいかなくなるからです。末梢神経からの伝達がうまくいかなくなると体の各部分からのフィードバックができず体の疲労に気づくにくくなってしまうのです。
スタンディングテーブルを使うと体の芯を一直線に保つことができますから、座っているときより姿勢はよくなります。
しかし、スタンディングテーブルを使っても、本を読んだりデスクトップを見たりすると無意識に首が前に倒れてしまうものです。
首が前に倒れて猫背になっているのは肩甲骨がダラリと開いている状態とも言えます。すると肩甲骨周りの筋肉は余計に緊張してしまい、肩こりの原因となるわけです。
そこで30分に一回程度でいいので、肩甲骨の筋肉をほぐす運動をしてみましょう。
やり方は簡単です、肩甲骨のあたりから腕を回すだけです。前後に何回か動かすだけでも肩甲骨の筋肉がほぐれ、体が丸くなってしまうダメージを軽減することができます。
【今日の心トレ】自室にスタンディングデスクを取り入れてみよう
【獲得経験値】
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