「授業が面倒くさい…」「将来役に立つかどうか分からないことを学ぶのが億劫」
その気持ちは大変良く分かります。
先生の授業が下手だったり、興味がなかったりするとついウトウトしてしまうものです。そこで退屈な授業を有意義な時間に変えるためのアイデアをご紹介します。
1.自分がやりたいことに使う
どうして退屈な授業中は自分がやりたいことをやってみるのもいいんじゃないでしょうか。
僕も高校生のときは授業を聞かずに本を読んだりしていました。絵を描くことが好きなら絵を書いていてもいいし、授業とは関係ないソフトを開いてプログラミングの学習をしてもいいと思います。
「授業料を払っているのにもったいない」と思うかもしれませんが、自分が興味の沸かないことに人生の時間を使うほうがもったいないです。少なくとも机に突っ伏して寝ているような人たちよりは成長することができるでしょう。
また、授業中という環境を活かすことには、科学的なメリットもあります。
モチベーションが高まる
授業中という環境は非常にモチベーションが高まります。
家と学校では学校の方が集中できるという方は多いでしょう。家では誘惑が多すぎて全然勉強できないという方すらいると思います。
学校という環境では、授業中は机から離れてはいけないし、ゲームをしたり、動画を見たりしてはいけないという制約があります。それゆえ誘惑を断ち切る環境としてはベストです。
また、周りがみんな勉強をしているというのもポイントです。人間のモチベーションは周りから感染します。
ある研究では、隣に座っている人によって生産性が決まると言われています。つまり、周りの人がやる気を出していれば自分のやる気も高まるということです。逆に家族がのんびりとくつろいでいる自宅で自分だけ努力するのは相当の意志力が必要でしょう。
何か習慣にしたいことがあるけど、意志力が弱くてできないという方は、学校という環境を使ってみてはいかがでしょうか。
2.復習をする
どうしても興味が沸かない授業は、復習の場として使いましょう。別の科目の問題集を解いたり、ノートを見直して暗記したりする作業がおすすめです。
というのも、アウトプット(復習)の際には、シーンとしている環境より少々ガヤガヤしているぐらいの環境の方が生産性が高まることが分かっているからです。
「静かすぎて集中できない!」という人がいますが、あながち間違ってはいないのです。
ただし新しい知識を理解するインプットの段階では、静かな環境の方が集中できることが分かっています。ガヤガヤした環境でやるべきなのは、覚えたことを復習・単語カードを見て暗記・ノートを見直す…といったアウトプットの作業です。
3.授業前に発想テーマを考えて、アイデアを出す
僕が授業中におすすめするのは、クリエイティブな作業をすることです。つまりアイデアを出す作業ですね。
というのも、ノイズがある環境では創造力が高まることが分かっているからです。アイデアを思いつく段階では、静かなところよりも喋り声や物音がする環境の方が適しているのです。
また授業で退屈すぎて眠たくなっている状態のことを「白昼夢」と言いますが、白昼夢も創造力が高まることが分かっています。ウトウトしているときには支離滅裂なことが頭に浮かんできたりしますよね。
思いついたことは忘れないようにノートにメモするようにしておきましょう。先生から見ると一生懸命授業ノートを書いているように見えるはずです。(笑)
退屈な授業の前には、「なんかブログのネタないかな」とか「なんかいい稼ぎ方ないかな」みたいな発想のテーマを決めておき、授業中にアイデアを考えてみましょう。
まとめ:最終手段として使ってね。
どうしても退屈な授業中には、授業をガン無視して以下のことに取り組んでみましょう。
- 自分がやりたいことをする
- 復習をする
- テーマを決めてアイデアを出す
さて、退屈な授業を効率的に使うアイデアをご紹介してきましたが、これらはあくまでも最終手段として使ってください(笑)
僕は「学校の授業が意味ない!」とは思っていません。むしろ自分が嫌なことでも我慢して取り組むことによって忍耐力が上がりますし、幅広い教養を持っていれば創造力も高まります。普段話さない人と交流すればコミュ力を試す場にもなります。
学校は心トレをするのにうってつけの場所です。ぜひとも活かしてほしいと思います。参考↓
【今日のクエスト】眠たくなってしまう授業中は、アイデアを考えよう
【獲得経験値】
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