皆さんの年齢になってくると、異性にも興味がわき、いずれは一緒のベッドで寝る機会にも恵まれるかもしれません。
しかし夜をともにしたとき、大イビキをかいたり、ブッサイクな寝顔を恋人に見られたら最悪です。今回は男女問わず「カワイイ寝顔」をつくるための科学的手法をご紹介します。
諸悪の根源である「気道の塞がり」
イビキをかいてしまう根本的な原因となっているのは気道が塞がっていることです。気道が塞がっている原因は主に以下の5つです。
- 鼻と喉の間にあるリンパ組織やアデノイド口蓋扁桃が肥大して気道が狭くなっている
- 肥満のために気道が狭くなっている
- 鼻炎などで鼻が詰まっている
- 顎が小さく気道が狭い
- 喉奥や気道の周りの筋肉の働きが弱い
気道が塞がっていると、鼻呼吸がしにくくなるので、口で呼吸をするようになってしまいます。寝ているときに大口を開けてしまうから、寝顔がブサイクになってしまうのです。
口呼吸が慢性化すると「寝顔がブサイク」というより「顔自体ブサイク」になる
口を開けているのが状態になると下顎が下がり舌の位置も下がります。この状態が成長期にずっと続いてしまうと顔の骨格形成に影響を与えるのです。口が半開きのままだと顎が出来上がらず、頬骨が正しく張り出さなくなります。
細く小さい顎になると永久歯も治りきらず結果歯並びも悪くなってしまいます。また、口呼吸が癖になっていて口をポカンと開けていると顔がたるんで 緊張感がなくなります。
実際僕も鼻詰まりがひどくて口呼吸なので、顔の下半身がぼてぼてしています。ぜひ早い段階で直したいですね。
口呼吸を治し、口周りのぼてぼてを引き締める
鼻うがいを習慣にしよう
口呼吸を直すためにまずは「鼻うがい」を習慣づけましょう。鼻で呼吸するには鼻の通りをよくする必要があるからです。
ただ、鼻うがいと言うと「鼻がツーンとして痛い」という印象があるかと思います。 鼻がツーンと痛くなってしまうのは、使う塩水の塩分濃度の問題です。鼻の中は浸透圧に敏感な部分です。使う液体の塩分が濃かったり薄かったりすると 鼻の粘膜の水分が吸収されてしまいます。
理想的な塩分濃度は0.9%です。ドラッグストアなどで鼻うがい用の洗浄液を探してみましょう。
鼻うがいは夜の歯磨きとセットで取り組んでみるといいです。
スタンフォード式「MFT」で鼻呼吸を鍛えよう
MFT (口腔筋機能療法)は舌の動きや舌の位置を適切に調整するための訓練です。スタンフォード大学のオードリー先生が公開しているみたいです 。
鼻呼吸の練習
- 右の小鼻を押さえて左の鼻から息を吸う
- 左の小鼻教えて右の鼻から息を出す。
- 5回繰り返す
舌を動かす練習
- 口を開けて唇に舌が触れないように下をまっすぐ前に出して10秒キープ
- 次に舌の先端を右の口角につけて10秒キープ。
- 左の口角につけて10秒キープ。
- これを10回繰り返す
舌を上顎の天井につける練習
- 舌の先端を上顎の前歯の後ろの歯茎につける
- そのまま舌全体を持ち上げて上あごに密着させる
- 密着させている状態から、ポンと音を立てて離す
- 10回繰り返す
舌を上顎の天井につけたまま唾を飲み込む練習
- 舌の先端を上顎の歯茎の後ろの歯茎につける
- そのまま口を閉じて、唾が溜まったら 舌を上顎に密着させたまま、奥歯を軽く噛み合わせて唾を飲み込む
- 10回繰り返す
口の周りの筋肉を鍛える練習
- 右の方に空気を貯め頬を膨らませる。5秒キープ
- 左も同様に行う
- 下唇と歯の間に空気を貯めて下唇から下を膨らませる。5秒キープ
- 上唇も同様に行う
【今日のクエスト】洗浄液を買って、鼻うがいを習慣にしてみよう
【獲得経験値】
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