「ノートを沢山取ったのはいいけど見返す機会がない」「復習しないうちに内容を忘れてしまって見返してもさっぱり分からない」
このようにせっかくノートを作っても、見返さないままにしていることが多いのではないでしょうか?
今回は腐らせるか・実らせるかを左右するノートの使い方についてです。
僕がスマートフォンや iPhone を持っている方にお勧めしたいノートのアプリは「Mindly」というアプリです。
Mindlyはマインドマップを作成するためのアプリです。マインドマップというのは、知識を階層的に整理するための図のことです。
Mindlyは Android iPhone どちらでも使えますが、マインドマップのアプリの中でも直感的に操作ができ、煩わしさを感じないことがポイントです。
僕は基本的に知識もアイデアもこのアプリに保存するようにしています。
そもそもノートの役割って?
知識の整理・記憶:基礎知識を理解し、覚えるためのノート。復習できるように検索できるほうがいい。
アイデアの記録・孵化:アイデアを忘れないように書き留める。アイデアを何度も見返し、新しく思い付いたら追記する。検索はヒットすればラッキーぐらいの感覚で厳密に管理しない。
アイデアの孵化というのは、何度もアイデアを見返すなかで新しい発見を見いだすことです。例えば、今日思い付いたことを1週間後に見直してみたら新しい視点の発想が生まれることがよくあります。
それもそのはずで、現在の自分と1週間後の自分は、体験していることや持っている知識が微妙に違いますから、その分新しい視点も生まれやすくなるのです。
ですから、アイデアはしばらく日を置いてから何回か見返すことが大事なのです。
ノートの内容を腐らせないアプリ使い方
知識のマインドマップは検索可能な状態に
知識のノートをつくる際には、検索可能な状態にしておくことがポイントです。
なぜなら、知識体系を理解したり、記憶したりするなら、何度も見返す必要があるからです。
紙のノートにまとめてしまうと、検索することが難しいです。「勉強した内容をどっかのページにまとめたはずなんだけど…」と見当たらなくなると、勉強した内容をどんどん忘れてせっかくかけた時間が無駄になってしまいます。
また、紙の上だとスペースの問題で追記することが難しいです。
デジタルで保存しておけば、検索をかけることができるので、まとめた内容を自由自在に引き出すことができます。
例えば、僕の場合は今は動物・古生物について勉強しています。動物関連のマインドマップには「動物データベース」というキーワードをメモするようにして、あとで一括検索できるようにしています。
暇なときにはMindlyを開いて、前に読んだ本の内容を復習したりすることができます。
他にも、水泳に関する知識もマインドマップにまとめているので、泳ぎたいときには「クロール」「バタフライ」などと検索すれば、以前にまとめた練習メニューが出てきたりもします。
ですので、知識を腐らせないための秘訣は検索可能な条件をつくっておくことです。
アイデアのマインドマップはゆる~く管理。埋もれる前にどんどん実践!
知識をまとめたマップに対して、アイデアをまとめたマップはどうでしょうか?
アイデアをまとめるマップは検索可能な状態でなくてもいいです。
というのも、アイデアは膨大な数のノートになるため、検索が追い付きません。すべてにタグをつけたりすると逆に時間がかかってしまいます。
アイデアのノートに関しては、「多少埋もれてもしょうがない」と割りきることも大事です。
しかし、腐らせるアイデアを少しでも減らすために、アイデアの実践を増やすことが大事です。
例えば、YouTubeのアイデアを考えるとしましょう。あるときフッと思い付いたことをメモしました。またあるとき別のアイデアが思い付いてそのときにもメモしました。
しかし、しばらく時間が経ってから、「そういえば前にYouTubeのイケてる企画を思い付いたんだけどどこにメモしたっけ?」となります。
検索で探そうとしても、断片的なワードから検索をかけてもヒットしないかもしれません。メモアプリ内の検索は、Googleの検索ほど精度が高くないので、キーワードがぴったりあっていないとヒットしません。
つまり、せっかくいいアイデアをメモしても、メモ自体の数が増えれば埋もれてしまうのです。
かといって、すべてのアイデアメモにタグをつけるのは大変です。数が増えれば、タグをつけ忘れたりもしますしね。
アイデアノートが埋もれてしまうときの解決策は、どんどんアウトプットすることです。
例えば、僕もよく「こんな記事を書こうかな」と記事の構成アイデアをノートにまとめたりします。しかし、いつまでも執筆しないでいると、そのうちアイデアは埋もれて、忘れ去られてしまいます。
代わりに、ある程度アイデアがまとまったら、どんどん執筆してブログに残しておけば、目的は果たせたことになります。
「もうちょっと完璧にしてから」と考えずに、どんどんアイデアを形にしていきましょう。
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