【勉強以外の学習法】25%効率が上がるスキル習得のコツ

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この記事はこんな方にオススメ
  • 学校での勉強などはそこそこ得意だけど、技能を身につける系の学習をどう進めていいかがわからない
  • スポーツやプログラミング・絵の上達・DIYを身につける・英語学習…など様々な分野に応用できる勉強法を知りたい
  • どんな学習法が有効なのか分からない

今回は、どんなジャンルにも検索練習は応用できるぜ~というお話です

 

検索練習とは?

検索練習とは、見ずに思い出す学習方法のことです。例えば学校の勉強なら…

  • 単語カードを使って思い出しながら覚える
  • ノートを手で隠しながら内容を思い出す
  • 問題集を実際に解いてみる

…というのはすべて検索練習にあたります。

 

 

 

検索練習は学校の勉強だけではなく様々な分野に応用することが可能です

 

 

 

根拠となる研究

2010年に行われたデューク大学による分析によると、検索練習は様々な分野でどんな学習法よりも効果的だぜ~という結果が示されています。

分析によると…

  • 検索練習はどんな分野においても効果的
  • 他の学習法(テキストを再読する・講義を受ける…など)よりも10%から25%効果が高い
  • 子供・学生・高齢者…などどの世代においても効果が高い

つまり、身につけたいスキルが運動であっても、プログラミングであっても、芸術分野であっても検索練習を心がければそれなりの効果は出ると言えます。

間違った方法で時間を無駄にしたくない」という場合は、「自分の学習法に見ずに思い出す要素が組み入れられているか」という一点だけを押さえておけば結果は自ずと出てくるでしょう。

 

 

ちなみにですが、この分析によると高齢者でも検索練習は効果的ということが分かっています。「年を取ると若い時ほど記憶力がよくないから勉強なんて続けられないよ」と考えてしまいがちですが、検索練習を心がければ年齢は関係ないみたいです。何歳になっても新しい知識や技能を身につけることができると言えます。

 

さまざまな分野で検索練習を実践するアイデア

さて、検索練習のポイントは見ずに自分の頭で思い出すという要素でした。様々なジャンルの技能習得において実践してみましょう。

 

ケーススタディ1:プログラミング

例えばプログラミングを身につけたいという人ならば、テキストを読みながらパソコンでコードを書くのではなく、

テキストを読んで1ブロック覚えたら、テキストを閉じた状態で思い出しながらコードを書いてみる

…という具合で実践するのがいいかと。そのうちテキストを見なくてもコードが書けるようになります。また、「こんな処理を行わせたい」と思ったときに、書くべきコードが頭に浮かぶようになってくるので、開発につながる実践的なスキルとなります。

 

 

ケーススタディ2:芸術分野

絵を描けるようになりたいなら、対象物を見ながら書くのではなく…

対象物を観察し頭の中で記憶したら、見本を隠して思い出しながら描いてみる

…という具合に学習するのがいいかと。「肩の周りの筋肉の部分の構造は確か…」などと思い出しながら描くことによって、描くコツが身に付いていくでしょう。また、自分の頭のなかのイメージを手に変換する訓練になります。

 

 

アンキドロイドのカードの表側に写真として自分が描けるようになりたい対象物の見本を取り込んでおきます。

↑著作権の関係で見本の写真が僕の描いた絵になっていますが、実際にはネットで拾った写真や、絵の教材から撮った写真を取り込みます。

カードが表示されたら見本を覚えて、覚えたら画面を隠してから描いてみるといいでしょう。

裏面はこんな感じ↑描く上でのポイントなどをメモするスペースとして活用するといいかと。

また、カードの学習で時間制限を設定しておけば絵を記憶する時間に制限を設けることができ、より集中して観察ができます。

 

 

勉強以外の分野でもノートをつくるべき?

学校の勉強のようにがっつりノートにまとめることは不要かと思います。

 

例えば、僕は以前プログラミングでもコードをノートに書いて暗記しようとしていました。しかし、実際には無駄が多くなります。パソコンでコードを打ってみて手で覚えた方が覚えやすいですし、プログラミングのソフトが自動で出してくれる処理は覚えておく必要もないからです。

 

また、イラストで色塗りを勉強するときにも手順をノートにまとめたりしていましたが、実際にペイントソフトで手を動かしてみた方が流れも覚えやすいです。

  • プログラミングを学びたいならノートではなくパソコンを開き、何度もコードを書く
  • 絵の着色をマスターしたいなら、ノートではなくペイントソフトを開き、何度も描く
  • DIYであれば何度も試作品を作る
  • スポーツであれば、ノートにポイントをまとめるよりも、頭に入れて実際に体を動かしてみる

…といった形で、勉強以外の学習ではより実践に近い形で検索練習をするのがおすすめです。

 

【今日のクエスト】「思い出す」要素を加えて練習しよう

ステップ1:自分が学びたい分野を選ぼう

英語の発音・プログラミング・絵・スポーツ…などなど自分が学びたいものをチョイスしましょう。

ステップ2:検索練習の要素を取り入れよう

例えば、英語の発音ならテキストを見ながらではなく、テキストを閉じて思い出しながら発音してみるとか。

攻略ポイント:検索練習を継続するためにAnkidroidを活用しよう

https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&url=https://play.google.com/store/apps/details%3Fid%3Dcom.ichi2.anki%26hl%3Dja%26gl%3DUS%26auao%3Dfalse%26referrer%3Dutm_source%253Dgoogle%2526utm_medium%253Dorganic%2526utm_term%253Dankidroid%25E3%2580%2580android%26pcampaignid%3DAPPU_1_FvMGYseFEY-ImAXClJ2QBQ&ved=2ahUKEwjH6NrV6Pj1AhUPBKYKHUJKB1IQ5IQBegQIAxAF&usg=AOvVaw3XxQsoxcmjUtAPn8A6Hrvf

https://apps.apple.com/jp/app/ankimobile-flashcards/id373493387 

今回の記事ではプログラミングや絵の練習についてAnkidroidの活用法を紹介しました。復習のサイクルをつくる上で、分野によってはアプリを使うといいでしょう。

 

【獲得経験値】

☑️「思い出す」要素を取り入れた学習法を実践した

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