- 寝ている間にいびきをかく
- 無呼吸になる
- 起きる時間や寝る時間がバラバラになりやすい
- 夜中に目が覚めてしまう
睡眠の乱れで認知症のリスクが2倍に!
いびきをかく、夜中に目が覚める…といった睡眠の乱れがある人は認知症のリスクが上がってしまうかもしれません。
カリフォルニア大学サンフランシスコの教授クリスティン・ヤッフェ医師によると、睡眠不足は認知症の原因になり得ると指摘されています。
観察
75歳以上の1300人以上の高齢者を対象に5年にわたって調査した結果、睡眠が乱れている人は数年後に認知症を発症するリスクが2倍以上になる
なお、「睡眠が乱れている人」とは、睡眠呼吸障害・睡眠時無呼吸症候群・体内時計の乱れ・慢性的な中途覚醒といったものを指します。
考察
睡眠の乱れがアルツハイマー病を起こしてしまう理由としては、色々挙げられています。
一説として、睡眠不足になってしまうと脳の中の洗浄が不十分になるからという考えがあります。
人間は寝ている間にアミロイドという老廃物を掃除するのですが、睡眠不足だと掃除が十分に行き届きません。すると、掃除しきれない老廃物によって認知機能が損なわれる可能性があるのです。
なお、アルツハイマー病が余計に睡眠不足を進行してしまうという悪循環が生まれる可能性もあります。なぜなら、アルツハイマー病になると神経細胞が破壊されてしまうからです。脳の機能に問題が生じれば、体内の代謝・睡眠に関するホルモンの分泌・体内の時計のリズムなどを狂わせてしまいます。
【今日のクエスト】運動を取り入れよう
運動は睡眠の質を向上させるだけでなく、運動自体が認知症予防に効果があります。年をとっても脳をシャープに保ちたいなら運動は必須事項です。
↑スキマ時間をうまく使って1日30分の運動を目指そうぜ~というお話をしています。まとまった運動の時間がとれない人におすすめです。
【獲得経験値】
【関連知識】
↑運動が認知症予防や改善に役立つことも知っておきましょう。
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