「ただの仮病」…じゃないかも!?不登校の原因がわからないときの対処法

ニートが教える不登校解決
この記事はこんな方にオススメ

体の不調で学校に行けなくなった

病院に行っても「ただの疲れ」と言われる

ただの仮病だと思ってたけど…

今回は思春期に入ると起こりやすい様々な体の不調についてです。

 

不登校にもつながる!?思春期の体の不調

「何となく体調が優れないから学校に行きたくない」の原因は何なのでしょうか?

それはストレスによる自律神経の乱れです。

 

思春期に入ってから起こりやすい体の不調としては以下のようなものが挙げられます。

  1. 起立性調節障害:朝起きることができない。午前中に体調が優れない
  2. 過敏性腸症候群:お腹が痛くなる。下痢または便秘になる
  3. 睡眠障害:昼間に眠たくなる。体がだるくなる
  4. 過呼吸症候群:発作が起きて息苦しくなる

これらの症状は慢性的なストレスが続くことによる自律神経失調症と関連しています。

 

扁桃体から自律神経までの活動

ストレスを受けたときに脳と体がどのような反応をするのでしょうか。

 

まずは「扁桃体」と「視床下部」という2つの領域について知っておきましょう。

刺激に対して不安や恐怖を感じると「扁桃体」が活性化します。扁桃体とは恐怖や不安を感じる脳の領域です。

扁桃体からの情報を受け取るのは「視床下部」です。視床下部では脳の様々な部位に情報を伝達します。副腎に情報が伝えられると、副腎はストレスホルモンと呼ばれる物質を分泌します。

ストレスホルモンが血流に乗って全身に運ばれると自律神経の交感神経が活性化します。

 

「扁桃体→視床下部→副腎→ストレスホルモンの分泌→交感神経の活性化」

これがストレスを受けてから、交感神経が活性化するまでの流れです。

 

慢性的なストレスで自律神経が乱れる

長い間過剰なストレスを受け続けていると交感神経が働き続けることになります。

 

そもそも自律神経である交感神経は、副交感神経と対になって働いています。

  1. 交感神経:体を活動的にする。危険やストレスを感じたときに働く。「戦いモード」
  2. 副交感神経:体を休める。リラックスしているときに働く。「休息モード」

自律神経は体の隅々にある毛細血管にまで張り巡らされており、心臓の働き・胃腸の働き・血圧・心拍数などを調整しています。

戦いモードと休息モードを上手に切り替えながら、体をコントロールしているのです。

 

このように交感神経と副交感神経は相互にバランスをとっています。しかしストレスが続いて交感神経ばかりが働くと自律神経のバランスを崩してしまいます

 

自律神経が正常に働かなくなると、交感神経が動くべきところで動かなくなったりして体の不調を招きます

例えば、交感神経の働きが良くないと血圧が上がらないため、以下のような症状が出ます。

  • 朝起きるのがしんどくなる
  • ふらふらめまいがする
  • 食欲がわかなくなる
  • 疲れを感じやすくなる

子どもが「だるい」と言うのは自律神経の乱れが原因かもしれません。

 

自律神経失調症で引き起こされる症状

さて、ここからは自律神経の乱れが原因となりやすい具体的な症状について見ていきましょう。

 

起立性調節障害

起立性調節障害は代表的な自律神経の不調です。

以下のような症状が現れます。

  • 朝起きられない
  • めまいや立ちくらみがする
  • 頭がぼーっとして調子が悪い
  • 頭痛、胃痛、腹痛がする
  • 食欲がわかない
  • 体がだるい
  • すぐに息切れする
  • 乗り物に酔いやすい

 

起立性調節障害は、午前はものすごく調子が悪いが午後になると調子が良くなってくるという特徴があります。

朝は体調が悪くて学校を休んだのに、昼間は元気に遊んでいるとなる姿をみると仮病だと思いがちです。

 

過敏性腸症候群

緊張するとお腹が痛くなるといった症状は過敏性腸症候群と呼ばれます。

下痢になる人もいれば便秘になる人もいます。病院に行って腸に炎症が見つからず特に異常がなかった場合、ストレスからくる過敏性腸症候群と診断されます。

 

過敏性腸症候群は自律神経の乱れが原因です。自律神経は胃腸の働きにも影響を与えているからです。

ストレスによって消化管が過敏になりすぎているのです。

 

睡眠障害

自律神経の乱れには睡眠にも影響し、睡眠障害を起こすことがあります。

睡眠障害には様々なものがあります。夜寝られない不眠症が代表的です。睡眠が浅くなると昼間に眠気が襲ってきたり、体がだるくなったりします。

 

また、昼間起きている時に突然眠気が襲ってきてしまう「ナルコレプシー 」という症状もあります。

ナルコレプシーは授業中や友達と喋っている時でも急激に眠たくなってしまいます。

 

このような睡眠障害の原因は、神経が休まらずものすごく疲れてしまうことです。

夜も緊張状態が続いてしまうと寝付くことができなくなります。

 

過呼吸症候群

過換気症候群」や「過呼吸症候群」と呼ばれるものは 思春期の特に女子にみられる症状です。

強い緊張や興奮恐怖などを感じた時に発作的に起こります。

 

「急に息苦しくなって死にそうになった」という体験から恐怖心が芽生え、人前に出るのが怖くなったりします。

 

思春期の慢性的なストレスの原因は?

さて、ここまで思春期にありがちな不調は自律神経の乱れが原因なんだよ~。それで自律神経の乱れは慢性的なストレスだよ~。とお伝えしてきました。

 

では、慢性的なストレスの原因とは何なのでしょうか。

それは思春期特有のホルモンの影響です。

 

性ホルモンはメンタルにも影響する!?

思春期に入ってから身体的な身体の変化をもたらすのが性ホルモンです。

「脳下垂体」というところから分泌される男性ホルモンのテストステロンや、女性ホルモンのエストロゲン ・プロゲステロンなどです。

性ホルモンが出ることによって、男性らしい体つき、もしくは女性らしい体つきに変化していきます。

 

性ホルモンは体だけでなく脳にも影響を及ぼします

性ホルモンが活発になると扁桃体が刺激され 不安や恐怖の感情が膨らみやすくなるからです。

 

思春期に入ってから人の目が気になるようになったり、メンタルが不安定になるのは性ホルモンの影響なのです。

 

自律神経失調症を改善するためには?

自律神経のバランスを崩したときには休息がとにかく大事です。

 

仮に不登校になってしまったからといって焦って復帰しようとせず、まずは完全に休める環境をつくりましょう。

自律神経の乱れは生活の乱れでもあります。規則正しい生活をして、バランスのいい食事をして、適度に体を動かして、リラックスすれば改善されてきます。

 

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