会社で20時間無駄にしている人の特徴とは?

クリエイティブな働き方コース

 

この記事はこんな方にオススメ

会社で不満をもらすことが多い

もっと自由に働きたい

自分の意見を言えるようになりたい

 

今回は「会社の同僚同士で不満を漏らすぐらいなら、意見として言っちゃえば?」というお話です。

 

陰口や不平不満に20時間費やしている!?

「さっき上司に叱られてさぁ」「うちの会社って何でこうなの?」

こうした陰口の時間はもっとも無駄な時間です。

 

にも関わらず、僕たちは役に立たない不平不満に莫大な時間を費やしてしまうことが分かっています

「ハーバードビジネスレビュー」という雑誌で、マーシャル・ゴールドスミスという研究者がある研究について語っています。

その研究では、被雇用者の1/3は 上司やその上の管理職に対する不平不満を言ったり、他の人が言ってるのを聞いたりするのに1ヶ月に20時間を費やしていることを示しています。

 

陰口をついつい言ってしまう方は、できるだけ言わないようにしましょう。また、自分の陰口に付き合ってもらっている相手の時間を奪っていることにも気づくべきです。

同僚の陰口に付き合ってあげているという方は、優しい方なのでしょう。しかし、適当に返したり、無視したりすることも重要です。

 

言うなら「陰口」ではなく「悪口」を言え!

「でもさ、陰口でも言わないとやっていられないでしょ」という方はいるでしょう。

僕は「陰口」ではなく「悪口」なら言っていいと思います。陰口は時間の無駄ですが悪口は誰かの役に立ちます。

 

ゴールドスミスは、無駄な陰口の時間を減らすために四つの質問を投げかけることを勧めています。

  1. その話は会社の役に立つか
  2. その話は顧客の役に立つか
  3. その話は相手の役に立つか
  4. その話は話の中に出てくる人の役に立つか

もしもすべての質問に当てはまらないのなら、その不満はただの時間の無駄です。

その代わりに、不満を上司にぶつけることで会社が改善されるなら有益な時間と言えるでしょう

 

例えば、「うちの会社って何でこうなの?」と同僚に言ってもしょうがありません。完全に無駄な時間です。

その代わりに上司に意見として言ったらどうでしょうか?もしかしたら変わるかもしれません。変わらなくても上司に問題意識を芽生えさせるきっかけにはなります。

面と向かって言う「悪口」は生産的なのです。

 

会社のなかの「成長マインドセット」

みんな思っていることなのに誰も言えない理由

会社のなかで意見があっても言えない理由はなんでしょうか?

 

それは「言ったってどうせ変わらない」と思っているからです。

しかし「言ったってどうせ変わらない」は自己欺瞞でもあります。

本当は「変える労力を割きたくない」「変える勇気がない」という気持ちがありませんか?

 

誰だって上司に意見を言って嫌われたくはありません。周りの人から「あの人意識高いね」と思われるのも何だか居心地が悪いですよね。

ですから、「何でこうなの?」と不満を垂らしている人も、本心では現状維持が一番楽なのです

 

でもそのまま行動しなくていいのでしょうか?

もっと早く帰られるようになるかもしれないし、もっと有意義に仕事ができるようになるかもしれないんですよ?

 

「成長マインドセット」を持てば、恥をかくのは屁でもない

会社のなかでも「成長マインドセット」を持ちましょう。

 

マインドセットとは心の持ち方のことです。心の持ち方には2種類あります。

  1. 成長マインドセット:「現状は努力によって変えることができる」と考える
  2. 硬直マインドセット:「現状はどうせ変わらないものだ」と考える。

成長マインドセットの人は現状は工夫や努力によって変えられると信じています。チャレンジしたり、意見を言ったり、恥をかいたりするのを恐れません。

 

対して、硬直マインドセットの人は現状はどうせ変わらないと考えています。また「現状の能力がすべてだ」と考えているため、余計に見栄を張ります。

「的はずれな意見を言って周りから浮くのが嫌だ」と失敗を恐れます。

 

「意見を言ってもどうせダメだ」「無能をさらしたくない」という気持ちがあるなら、まさに硬直マインドセットに陥っています。

「最初から意見が通らなくてもいい」「会社の環境はみんなで工夫してよくしていくものだ」と考えていきましょう。

 

【今日のクエスト】「会社のここを変えればいいのに」と思うところを上司に意見してみよう

勇気が出ないときには、「部下が意見を言うのはありがたいことでしょ?」と上から目線で言ってやればいいのです。

【獲得経験値】

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