便秘を改善したい。美肌になりたい
疲れをとりたい
ダイエットしたい
今回はバナナを徹底攻略します。
バナナの健康効果
注目の栄養素
- ベータクリプトキサンチン→抗酸化作用
- オリゴ糖→整腸効果
抜群の抗酸化力→アンチエイジング
バナナはにんにくや緑茶にも匹敵するほど抗酸化力が高いです。
なぜなら、ベータカロテンやポリフェノールだけでなく、生活習慣病予防してくれるベータクリプトキサンチン などの抗酸化成分が含まれているからです。
間食にぴったり
バナナは小腹を満たすのにはちょうどいいです。手軽に食べられるし、持ち運びも便利ですし。
また、「甘いから血糖値が上がりやすいんでは?」と思われたかもしれませんが、バナナのGI値は51と意外に低めなんです。
参考までに玄米は55、白米は81です。おにぎりやパンを食べるぐらいならバナナを食べた方が血糖値は安定しそうです。糖尿病の予防にもなるし、眠くなりにくいので生産性も妨害しません。
疲労回復効果はスポーツドリンクと同レベル!?
バナナの疲労回復効果はすごいです。
最近の研究で栄養補給効果や筋肉の炎症防止などの面において、バナナにはスポーツドリンクと同等の効果があると分かっています。
なので、仕事の終わりやスポーツの後にもオススメです。
バナナの保存・調理
冷蔵庫はNG!黒い斑点が出るまで常温で追熟
買ったときにバナナが青みがかっているならまだ完熟していない証拠です。
熟したバナナは表面に黒い斑点が出てきます。
この斑点は「シュガースポット」と呼ばれており、これが出てきたら食べ頃のサインなのです。黒いブツブツが出てきたら何となく不気味ですが、間違えて捨てないようにしましょう。
斑点が出るまでは追熟させるといいでしょう。追熟とは完熟するまで待つことです。
バナナを追熟させることによって、バナナに含まれている糖分が増え腸内環境を整えるオリゴ糖もアップします。
追熟の仕方ですが、バナナは冷蔵庫に入れず常温で保存しておくようにしましょう。
バナナが熟すのに最適な温度は15度前後と言われています。冷蔵庫に入れると低温障害を起こして痛みやすくなるので注意しましょう。
ホットバナナは最強!?
整腸作用を期待するなら加熱して食べるのもおすすめです。
加熱するとバナナは甘くなります。というのも、65°から75°の熱でデンプンが分解されて糖分が生まれるからです。
ただし、皮を剥いてしまうと温度変化が急激になりすぎるので分解が進みません。皮付きでじっくりと火を通すことが大切です。同じ理由から、急激に温度が上がる電子レンジよりもじっくり上がるオーブンがオススメです。
バナナを丸ごとアルミホイルの上に乗せてオーブンで10分ほど加熱すればOKかと。
他の野菜も劣化する!?ヘタの部分をラップで巻こう
できるだけ常温で保存してほしいバナナですが、スペースがなくてバナナを冷蔵庫に入れたいときもあるかもしれません。
他の野菜と一緒に冷蔵庫に入れるときには、ヘタの部分をラップで包みましょう。
なぜなら、バナナがヘタから出す「エチレンガス」によって他の食材が劣化してしまうからです。
エチレンガスというのは、野菜や果物が呼吸をすることによって排出するガスのことです。野菜や果物はエチレンガスを生むことによって熟成・老化します。
バナナもエチレンガスによって熟成が進んでくれます。ですからエチレンガス自体悪者ではないのですが、他の野菜まで巻き込んでほしくないですよね。ですのでヘタの部分をラップで包んで食材の影響を抑えましょう。
ちなみにバナナの「ヘタ」っていうのはバナナがくっついてる部分のことです。
オススメレシピ
ホットバナナ:バナナを丸ごとアルミホイルの上に乗せてオーブンで10分ほど加熱すればOKです。

↑ホットバナナを使っても美味しいかも。ヘルシーなスイーツです。食物繊維が多いオートミールや、ビフィズス菌を増やしてくれるヨーグルトも一緒でトリプル整腸作用が期待できます。
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