- ダイエットをしているのに反動で、たくさん食べ過ぎてしまうことがある
- ドカ食いしてしまったときに、そのデメリットを軽減する方法はないの?
今回は、定期的な運動は暴飲暴食のデメリットを軽減できるかもしれないぜ~というお話です。
週に150分の運動で暴飲暴食もチャラになる!?
定期的な運動をしていれば、多少食事が荒れたとしても体の中に起こるデメリットを軽減することができるとわかっています。
実際に、ミシガン大学の研究では週150分の運動でドカ食いのデメリットを抑えられたことがわかっています。
実験の介入
被験者として、21歳から26歳の人たちに1週間の間、普段の30%増のカロリーの食事をとってもらう。その際、被験者を2つのグループに分けて比較
実験の介入
- カロリー30%増の食事+150分の運動を実践
- カロリー30 %増の食事だけを実践
実験の結果
- 運動なしで食事だけを行ったグループ2は脂肪による炎症が見られた
- それに対し、食事と並行して運動を行ったグループ1は、糖代謝へのダメージや脂肪による炎症が見られなかった。
実験の考察
つまり、1週間に150分(1日あたり20分から25分)の運動を心がけることによってハイカロリーな食事をとったとしても、体へのダメージを軽減させることができと言うわけです。
もちろん、だからといって「好きなだけドカ食いしていい」と言うわけでもありません。この研究をドカ食いの言い訳に使ってはダメです。
ただ、せっかく食事に気を遣っているのに、たった1日だけジャンキーなものを食べてしまったから、「もうダイエットは失敗だ」と考えて諦めるよりも、「数日ぐらいなら巻き返しがきくぞ」と知っておいた方が長期的に続きやすいでしょう。
なお、そもそも暴飲暴食に走ってしまうのは、日ごろから感情を抑制しすぎているのかもしれません。そこで「これは食べてはいけない」という禁止型のダイエットをするのではなく、「代わりにピーナッツを食べよう」「フルーツを食べよう」といったように、「何を食べるか」に注目するダイエットを心がけると良いでしょう。
【今日のクエスト】1日あたり20分の運動を目指そう
1日あたり20分は時間を作ろうと思うとわりと大変な量です。ただし、普段のちょっとした運動をカウントすれば20分に到達しやすいでしょう。
ステップ1:体を動かしている時間をリストアップしてみよう
- 朝の散歩の時間→5分ぐらい
- 仕事の行きバスから降りて職場まで歩く時間→5分ぐらい
- 勉強の合間にステッパーを踏む時間→各5分ぐらい
- HIITを行う時間→4分
ステップ2:
自分が1日でどれぐらい運動を達成できたか記録するためのスコアボードを作成しましょう。↓
↑僕はToDoリストとして1日のルーティンをこのような表にしていますので、そのなかに運動の項目を入れてみました。
ステップ3:達成した運動にチェックをつけていこう
例えば、「勉強の合間にステッパーをこぐ」を行ったら、すぐにスコアボードにチェックを入れます。
1日の終わりにスコアボードにどれだけチェックがついているかをを確認すれば、自分が何分運動を行ったか一目瞭然です。
ステップ4:1日20分を目指して運動を実践しよう
【獲得経験値】
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↑感情を抑えすぎると暴飲暴食してしまうよ~というお話です。日ごろから感情を抑えすぎると、その反動が来てしまいます。「エクスプレッシブライティング」などを行って、自分が思っていることや我慢していることを紙に書き出して、ストレス解消するのもお勧めです。
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