この記事はこんな方にオススメ
- 最近血糖値が気になる
- 体がだるい、1日の尿が多い、すぐにお腹が減る…などの糖尿病の症状が出ていて気になる
今回は、糖尿病の進行をストップさせるにはナッツ類を食べるといいぜ~というお話です。
57gのピスタチオで糖尿病を予防!
おすすめなのがナッツ類の摂取、特にピスタチオが糖尿病の予防に役立つとされています。
根拠となる研究
2014年のスペインの研究によると、ピスタチオが糖尿病を予防するという結果が示されています。
介入
糖尿病予備軍の成人54人を対象に実施。被験者を2つのグループに分けて比較。
ロジ
ここでの「糖尿病予備軍」とは、血糖値が高めな人でそのままにしておくと、5年以内に2型糖尿病を発症する確率が高いと推定されている人を指します。
- 通常の食事+1日約57gのピスタチオを食べてもらうグループ
- オリーブオイルなどの脂肪分を加えた食事をしてもらうグループ
ロジ
ピスタチオは脂肪分も多いため、比較対象のグループ2にも、脂肪分が同じになるぐらいの食事をしてもらい、対照な実験になるようにデザインされています。
結果
- 4ヶ月の間、糖尿病の進行具合を調査した結果、ピスタチオを食べたグループは空腹時血糖時・インスリン値・インスリン抵抗性の指標となるホルモンマーカーのすべてが低下していた
- 対照群では逆に上昇していた
考察
つまり、普通に食事をすると糖尿病の症状が進行してしまうのに対して、ピスタチオを食べるようにするだけでその症状が緩和されるということです。
理由としては、ピスタチオなどのナッツ類に含まれる生物活性化合物のおかげだと考えられます。実験の内容に沿ってピスタチオを食べてみるのが一番ですが、手に入らなかったり、ピスタチオが苦手な人は、他のナッツ類(アーモンド、カシューナッツなど)に挑戦してみてもいいでしょう。
【今日のクエスト】スーパーでピスタチオをゲットしよう!
ピスタチオはスーパーのナッツ類が売られているコーナーで取り扱われています。
↑「素焼き」と表記されているものは、原料がピスタチオだけで、塩などが添加されていません。健康効果を最大化するために食塩や植物油不使用のものをチョイスしましょう。
ピスタチオ60gは、殻を剥いた状態の可食部だけに換算すると30g程度になります。
ナッツ類は総じてカロリーも高いので、食べ過ぎないように注意しましょう。
コメント