- もっと効率的に読まないと…
- 効率的に記憶に残さないと…
- 読書術が結局迷走している
最近は勉強法ブームと言えるほど、書店には「○○勉強法」「○○読書術」という本が多数並んでいますよね。
同時にそういったハウツーばかりを集めてしまい、読書術オタクになってしまう方も多いのではないでしょうか?
読書術依存症(※造語)の症状一覧
- 「本を読んでいる最中にも速読ってこれで合っているのかな」と気になってしまい、集中力が落ちてしまう
- 効率的に読む方法をたくさん実践しすぎて逆に効率が落ちている
- 読むたびにやることがたくさんあるので読書に取りかかるのが面倒になってくる
- 読書ノートをとっていたが、アプリにノートをとったほうがいいと聞いて今までのノートをすべてアプリに引っ越ししようとしている。
- ノートの引っ越しを何度も繰り返している
- 「読書術」「勉強法」といった類の本ばかり読んでいてハウツーオタクになっている
なぜ読書術オタクになるのか?
ハウツーを知っているだけで万能になった気分になる
読書術はあくまで本を読むためのツールであります。学んだ読書術を読書術の本を読むために使っているなんてこともよくあるのではないでしょうか?
読書術ばかりを学び、読書術依存症になってしまうのはハウツーを知っていることの万能感を感じられるからです。
自分は人と違う方法を知っている」という優越感に浸ってしまうのでしょう。
そんな僕もかなりのハウツーオタクで、「○○勉強法」「読書術」といった本が大好きです。ハウツーばかりを集めてしまう気持ちもわかります。
真面目な人ほど症状が出やすい「完璧主義者」
完璧主義者の人ほど読書術依存症になりやすいです。
なぜなら、完璧主義で真面目な人ほど「効率的にやらないと…」という強迫概念にとらわれてしまうからです。
ノートの引っ越しを繰り返すというのは典型的な完璧主義者です。
ノート引っ越しは完璧主義である僕も多くの経験があります。学生のときはノートをとっていたものの、ルーズリーフの方が手軽だと思ったら今までとっていたノートをすべてルーズリーフに写し直したりしていました。
内容を理解し記憶するというもともとの目的から、ただキレイなノートをつくるという目的に変わってしまったんですね。中学ぐらいまでは一度まとめ直せば記憶できていましたが、高校になったらそうはいきません。
時間と労力ばかりを浪費する無駄な努力をしてしまっていたのです。
このように完璧主義者の人の特徴としては、目的思考を忘れ手段思考に陥ってしまうことです。
目的思考を持て!振り返りタイム術
タスクの時間を30分ごとに振り返りタイムを設けるという方法です。30分のタスクでどれだけ成果をあげられたかを振り返ることによって目的を思い出すことができます。
例えば、「本からいくつアイデアを思いついた」とか「いくつ知識を得た」とか、お仕事なら「企画書を何文字書いた」という風に数値で振り返っていくのです。
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勉強法依存症の治療に向けて
勉強法依存症になるのがよくないからといって、「勉強法ばかりにこだわっても仕方ない!だから今までの勉強法は忘れてください」というわけにもいきません。
なぜなら、勉強法依存症になる人たちはもともと「勉強の仕方が分からない」という悩みがあるはずだからです。
ですから、「勉強法依存症の治療」シリーズでは、本当に効果のある勉強法を極力シンプルでとりかかりやすい
ただの知識として本棚に溜まっている勉強法の本が、あなたの血となり肉となり使いこなせるようになることでしょう。
一緒に勉強法依存症を克服していきましょう!
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