どうして一人ぼっちなのに、そんなに堂々としているの?」
内向的で「ぼっちが辛い」と思っている方は、一度は「孤高」という言葉に憧れを抱いたのではないでしょうか?
孤高な人とは、「自分は一人でいるのが好きなんだ」と言わんばかりに、一人をエンジョイしている人たちのことですね。
実は、この人たちは「カリスマ性」を持っている人たちなんです。
カリスマ性を高めるには、5つのトレーニングがあるようですが、今回はなかでも実用的な3つを紹介していきます。
科学的なカリスマ性とは?
スタンフォード大学のエマ・セパーラの研究によると、「共感力」「傾聴スキル」「アイコンタクト」「情熱」「自信」「言語化スキル」の6つの要素が、カリスマ性を構成していると言われています。
今回は、この6つの要素を高めるトレーニングを紹介していきます。
カリスマ性を高める3つの科学的メソッド
6つの能力を高めるトレーニングとして、クレアモント・マッケナ大学のカリスマ性向上トレーニングを紹介します。
このトレーニングによって、8週間でカリスマ性が60%も上がったと報告されているようです。
1.アクティブリスニング
傾聴スキル、共感力、アイコンタクトを鍛えるトレーニングです。
アクティブリスニングとはその名の通り、積極的に人の話を聴くことです。
カリスマと言うと、喋りが達者なイメージがあるかと思いますが、実際は人の話を聴き相手にしゃべらせる技術の方が重要です。
人は自分の話を聞いてもらうことに快感を覚えます。
「この人と話すのは楽しい=この人は魅力的だ」と判断し、カリスマ性が上がるものと思われます。
相手の感情をおうむがえしする
アクティブリスニングの具体的なテクニックをあげるとするなら、まず最初に相手の感情に注目することです。
例えば、「昨日家族でディズニーランドに行ったんだ」と話始めたら、「だから今日テンション高かったんだ。それでそれで?」という感じです。
文字に起こすと違和感がありますが。
間違ってもここで、「へー、ディズニーか、俺は~のアトラクションが好きだな」なんて自分の話を始めないでください。
自慢引き出しゲームをする
たまに、自分の話や自慢話ばかりしてうんざりする人もいますよね。
しかし、そんな人こそアクティブリスニングの練習台にもってこいです。
「今日は何分ぐらい自慢を引き出せたかな」というゲーム感覚でやってみてください。
返答は早く
カリスマ性が高い人の話し方には条件があります。
それは返答が早いということです。
なにか質問すると「うーん、それはね…」と考え込む人は知的にこそ見えますが、「カリスマ性が高い人」とは見なされにくいです。
(ちなみに、知性とカリスマ的は関連性がありません。)
質問したことに対してすぐに答えを用意しているという頭の回転の早さがカリスマ性を感じさせるのでしょう。
といっても、内向的な人はアドリブで返すのが苦手ですから、事前にこう来たらこう返す」みたいな準備をするといいでしょう。
名探偵コナンの「バーロー」や、LIAR GAMEの秋山の「大真面目だ」のようなテンプレートを作っておくといいかもしれません(笑)
例:
「テスト100点とか天才じゃん!」→「(食いぎみで)バーロー、僕は努力家なんだよ」
「そんな高い本買ったの?バカじゃないの?」→「(食いぎみで)大真面目だけど」
2.感情を推定するトレーニング
カリスマ性に必要な人を安心させる共感力を磨く2つ目のメソッドです。
感情を推定するトレーニングを積むことです。
無音でドラマを見る(難易度★)
ドラマをミュートにして見てみましょう。
言語情報がなくなる分、非言語情報だけが頼りになります。
小説を読む(難易度★★)
活字を読むのが苦にならない人は小説を読むのもオススメです。
小説は映像がない分、想像力を使って情景を描写しなくてはならないので、共感力のトレーニングに最適です。
ちなみに、僕は科学の本を読むのは好きなのですが、小説はどうも苦手です。
文字を見るのが苦痛な人はオーディオブックで小説を聴くのもオススメです。
ミュートでビデオ通話(難易度★★★★★★★★★★★★★★★★)
恐らく無理だと思いますが、ひらめいたので書いておきます。
「ドラマを無音で見るのももったいないし、小説も苦手だしな」と困っている方の最終手段です。
3.言語化トレーニング
カリスマ性に必要な言語化能力を鍛えるトレーニングです。
やり方は簡単。
キャッチコピーを作る要領で自分の思っていることを言葉にしてみましょう。
普段感じたことでもいいですし、本で読んだことでもいいです。
僕は本を読むのが好きなので、本を読んだあと、自分が本の帯を書くつもりでキャッチコピーを考えるようにしています。
例えば、最近読んだ「「内向型な自分」の磨き方」という本では、「性格は変えるな!考えを変えろ!」というコピーを考えたりしています。
名言トレーニングをすることで、日常会話のなかでもユーモアで返せるようになってきます。
例えば、僕はよく「猫背だね」と言われるのですが、「猫背なんじゃない。生きることに対して前のめりなだけ」と返したりします。
このように、言いたいことを的確に表現できるおかげでカリスマ性をあげることができるのです。
また、普段から「こう来たらこう返そう」とシミュレーションしておけば、返答速度も上がるので一石二鳥です。
例:
「めっちゃ猫背だよね」→「前のめりなだけ」
「いつも一人でいるよね」→「孤立してても、孤独ではないから」
今日のレベルアップポイント
Twitterやブログで、キャッチコピーをつくって発信してみよう
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