【獲得経験値】
ゲーム化で先延ばしが減る!?
先延ばしを防ぐ秘訣はタスクをゲームのように捉えることです。
なぜなら、先延ばしを防ぐためには楽しさのフレーミング が有効だからです。
フレーミングとは枠組みのことです。例えば、勉強であっても「つらい暗記作業」だと思うのと、「点を取るゲーム」だと思うのではモチベーションの保ち方が変わってきますよね。
実際にフレーミングによって先延ばしが減ることを実証した研究があります。
コーネル大学、ニューメキシコ大学、グルノーブル経営学院の研究チームによると、ダイエットを成功させるにはフレーミングが重要であるそうです。
- ダイエットを「エクササイズ」という風に捉える人は先延ばしをしてしまいリバウンドする
- ダイエットを「肉体的な運動を楽しむ手段」という風に捉えている人はダイエットが成功しやすい
フレーミングはとても簡単です。考え方を少し変えるだけでも大きな成果が得られます。
例えば、ダイエットをするためにウォーキングを習慣づけたいとしましょう。ただ「運動のために歩く」という考え方ではなかなか続きそうにありません。
そこで、「歩きながら景色を楽しむ」という風な考え方をしてみましょう。ちょっとした意識の持ち方でモチベーションは大きく変わるものです。
ちなみに心トレもフレーミングを活用しています。
心トレでは心を鍛えるトレーニングをゲームのようにクリアしていくことができます。
皆さんが取り組みたいテーマに合わせて好きな能力値(忍耐力・魅力・コミュ力・知力・精神力)を鍛えていってください。
SMARTを意識してクエストを達成する
ゲームデザイナーがゲームを作る時にはSMARTを意識してクエストを作成しているそうです。
SMARTとは具体的(Specific)、意味がある(Meaningful)、適応性がある(Adaptive)、現実的(Realistic)、期限つき(Time-framed)の頭文字をとったものです。
自分の仕事をゲーム化するときは5つのポイントを意識しましょう。
- 具体的:「問題集を何ページ」など具体的な数値を決める
- 現実的;自分の能力に見合っているかどうか
- 意味がある;達成することでどんな能力値が鍛えられるか
- 適応性:達成できそうにないときのサブゴールを決める
- 期限付き:何分以内かを決める
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