ツンデレ戦略で好感度が最も高まる「ゲインロス効果」
女性に好印象を持ってもらうためにはツンデレ戦略がもっとも効果的だと分かっています。
ツンデレ戦略のキーワードは「ゲインロス効果」です。ゲインロス効果はミネソタ大学の心理学者アロンソンとリンダーが提唱した心理効果です。
ゲイン(利益)とロス(損失)を使い分けることによって相手の好感度を高めることができるよ、という効果です。
ゲインロス効果が発見された実験をご紹介しましょう。
- 女子大生80人を対象として、サクラ(実験の協力者)と会話を行ってもらう実験
- サクラには会話のなかで合計7回女子大生の印象を評価してもらう
- 会話終了後に女子大生にサクラからの印象を見てもらった。その際サクラからの印象は4つのパターンになっている
- 最初から最後まで好意的な評価(デレデレ)
- 最初から最後まで非好意的な評価(ツンツン)
- 最初は好意的だが、最後は非好意的になった評価(デレツン)
- 最初は非好意的だったが、最後には好意的になった評価(ツンデレ)
- 次にサクラから女子大生への評価を見てもらったところで、女子大生からサクラへの評価をしてもらったところ、評価は上から4→1→2→3となり、4の評価をされたグループがもっともサクラへの好感度が高かった
という内容。ポイントとしてはツンデレの方がデレデレよりも好印象だというところです。また、デレツンの場合はツンツンよりも印象が悪いというのも面白いです。
このような現象が起こるのは親近効果によるところもあります。親近効果とは直近の出来事に大きく左右されてしまう心理のことです。
まさに「終わりよければすべてよし」といったところでしょうか。
最初は仲が悪かったのに徐々にお互いを理解していって最後には恋人として結ばれる、というのはもはや恋愛ドラマでも鉄板です。
現実にも、最初から印象をよくするよりツンデレ戦略をとった方が効果的だと言うことです。
ですので今周りから嫌われているという方も、これからの努力次第で印象をひっくり返すことができるかも、ということです。
内向的な人がコミュ力を身に着けたら無敵
内向的な人は外向的な人よりも初対面での印象はよくないかもしれません。暗い・怖いといったイメージを抱かれがちです。
だからといって常に外向的で明るく振る舞う必要はなさそうです。女性からすると「最初は暗いという印象だったけど話していく内に意外と気さくで楽しい人だと分かった」というパターンがもっともずきゅんとくるからです。
なので根暗な人は第一印象をよくしようとするよりも、いざ話すときに「面白い」「素敵」と思ってもらえるような努力した方がいいでしょう。
印象をひっくり返す心理テクはこちら↓
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