「家では誘惑が多くてなかなか集中することができない」
「気づいたらぼーっとしていることが多い」
学校では周りのみんなが集中して勉強をしていますが、家で一人で勉強するのはなかなか骨の折れる作業です。
しかし集中できる環境を整えれば、一人でも十分に集中力を発揮することができます。今回はホームスクーリングをする上での二つの環境づくりのポイントを紹介します。
こまめに休憩と換気を
ぶっ続けで集中していると頭がぼーっとしてきて、生産性が低くなることがあります。
頭がぼーっとしてくるのは二酸化炭素濃度が高くなって しまうことが原因かもしれません。
二酸化炭素濃度は、外の空気でおよそ400から450 ppm です。しかし室内になると人の呼吸で二酸化炭素濃度が上がっていきます。
二酸化炭素濃度は1000 ppm を超えた辺りから思考に影響が出始めます。
理想的なのは二酸化炭素濃度を測る空気室モニターを設置して、二酸化酸素濃度が1000 ppm を上回っていないかチェックすることです。
ただ、なかなか良いお値段をするようなので、わざわざ測らなくても決まった時間に換気をする習慣をつければ良いでしょう。
また、ずっと座った状態でいるとどんどん認知能力が下がるということも分かっています。
なので、こまめに立ち上がって 部屋の窓やドアを開けるというのは一石二鳥の習慣です。25分の集中と数分の休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」というのを使うのもおすすめです。
机の周りで集中力は左右される
次に注目すべきは何といっても机の周りの環境です。机の周りに関係ないものが置いてあるとその度に集中力が下がってしまいます。
実際、ハーバードビジネスレビューの研究によると、デスクが散らかっていると集中力も生産性も低下すると言われています。
理想的なのは勉強する専用の部屋を作ることです。
部屋数が少なくて勉強だけの部屋を作ることができない場合は、勉強する専用のスペースだけでも確保するようにしましょう。例えば、「この机は勉強以外のことはしない」というような自分ルールを作っておくと良いでしょう。
【今日のクエスト】こまめに立ち上がって空気を入れ換えよう
【獲得経験値】
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